より正確に、そして強力にシュートを決めるために、ベイブレードランチャーの改造方法をわかりやすくご紹介します。
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【マニアが教える!】ベイブレードランチャーの種類や取り付け・外し方を写真付きで解説!
そもそもベイブレードランチャーとは?
ベイブレードランチャーは、大きく分けて4種類あります。
ランチャーを改造する前に、各ランチャーの特徴を知っておきましょう!
プロトランチャー / エントリーランチャー
ベイブレードのスターターセットの中に用意されているランチャーで、初めてベイブレーで遊ぶ方に向けたランチャーです。オプションパーツがつけられず、ランチャー単品の販売はありません。
ライトランチャー
ライトランチャーは、ベイブレードの右回転のみに対応したランチャーや左右どちらの回転にも対応しているライトランチャーLRがあります。
ワインダーを引いてシュートを打つタイプで、ワインダーの長いロングタイプもあり、ワインダーを引き抜きやすいのが特徴です。
とても扱いやすく安定感があるので初心者におすすめです。またカラーバリエーションも豊富です。
ベイランチャー
ベイランチャーは、ライトランチャー同様にベイブレードの右回転や左回転のみに対応したベイランチャーや、左右どちらの回転にも対応しているベイランチャーLRがあります。
ヒモを引いてシュートを打つタイプで、ヒモの長いロングタイプがあり、使いこなすと最強クラスのシュートが可能です。またカラーバリエーションも豊富です。
ソードランチャー
ソードランチャーは、剣の形をしたワインダーで、ワインダーを引いてシュートします。
ソードランチャーには、シュート回転が計測できるタイプのデジタルソードランチャーと、計測ができない通常のソードランチャーの2種類があります。
また、シュート回転を計測するベイロガーとベイロガープラス以外のオプションパーツは取り付け不可となっています。
ソードランチャーは、一部のスターターと単品で発売されていますが、現在では入手困難となっています。
ベイブレードランチャー改造の必要性
ランチャーを使ってみるとよく分かるのですが、ランチャー単体でシュートしてみると、シュートにブレが生じたり、あまりパワーが入らなかったりするものです。勿論自分のシュートミスもあります。
そこで、ランチャーには多くのオプションパーツが用意されており、オプションパーツを使って改造することで、より安定したミスの少ないシュートを打つことができるようになります。
ベイランチャーにおけるカスタマイズの考え方
ベイブレードランチャーの改造は、大きく分けて、2タイプの改造に分けられます。
特に小さなお子様には使いやすいようにカスタマイズが必要でしょう。
1.グリップ性能の向上
最高のシュートを打つためには、自分の手で握りやすいグリップの選択がとても重要な要素となります。
例えばライトランチャーをカスタマイズせずに、そのままの状態で使用すると、とても握りづらいため、手が安定せず、シュートの力がベイに伝わりにくくなります。
この状態では、折角改造した最強ベイブレードでもバトルで勝利することは難しくなります。そのため、自分に合ったグリップを選択することで、シュートが安定し、ベイにパワーをしっかりと伝えることができるようになります。
また、グリップの滑り止めパーツやグリップの握りやすさを向上させるパーツを組み合わせると更にシュート強化に繋がります。
2.重量アップ
グリップの重量を重たいパーツを使うことで手のブレを安定させる、つまりはシュートをより安定させることができるようになります。
しかし、グリップの重量が強化されるため、腕の力が乏しい小さいお子さんには、グリップが重たく感じてしまい、使いづらい場合もあります。その場合は重量アップは必要ありません。
ベイブレードランチャーのカスタマイズパーツ
主なカスタマイズパーツは以下の通りです。
1.ベイブレードランチャーグリップ
ランチャーのカスタマイズの基本となるグリップは、自分に合った使いやすいものを選びます。これまでも定番パーツとして多くのベイブレーダーが装着しています。
2.グリップラバー
ランチャーグリップを握りやすくするためのパーツです。握る部分がゴム製となっているので、手から滑りにくくなっています。
3.グリップウエイト
ランチャーグリップを重くするパーツです。重くすることで、シュート時のブレを少なくすることができます。
4.パワートリガー
ランチャーグリップを力強く握ることをサポートするパーツです。よりパワーをベイに伝えやすくなります。
5.カラビナグリップ&ウェイトダンパー
カラビナグリップは握り幅が手の握りにしっくりくる形にできているので、とても握りやすく、ウェイトダンパーと組み合わせると安定感抜群です。
また、ウェイトダンパーは、グリップの安定感向上にプラスしてシュートの衝撃を鉄球で吸収してくれて、手に伝わる振動が軽減されます。
6.ベイロガー/ベイロガープラス
本来はシュートパワーの計測がメインですが、本体の重量によって安定感とグリップ力の両方が増します。
7.ナックルグリップ
特に手が大きい方に向いているグリップです。
ベイブレードランチャーのおすすめ改造方法
いよいよ改造編です。
ここでは筆者がおすすめするランチャー改造の組み合わせをご紹介していきます。
ベイランチャーLR&パワートリガー&ランチャーグリップ&グリップウェイト&グリップラバー&ウェイトダンパー
バランスと重さを強化した改造で、特にシュートがブレやすい方におすすめするランチャー改造です。また、ベイランチャーLRとパワートリガーの組み合わせでパワーの増加も期待できます。
組み合わせ方
①ランチャーグリップにグリップウェイトとグリップラバーを取り付けます。グリップウェイトは握り手の前側にグリップラバーは握り手の後方に。
②①で組み合わせたランチャーグリップにベイランチャーLRを取り付けます。
③ランチャーグリップにパワートリガーとウェイトダンパーを取り付けます。パワートリガーは握り手の前側にウェイトダンパーは握り手の後方に。
④完成
改造に必要なパーツ
まとめ
ベイブレードランチャーの改造は、グリップ性能の向上と重量アップの2タイプに分けられ、自分に合った改造を行うことでシュートの安定度やパワーが増加していきます。
ランチャーの改造は、シュートに大きく影響を与えるので、自分に合ったカスタマイズをおこない、ベイと合わせてランチャーも最強になると、ベイブレード大会において勝利の手応えを掴むことができるでしょう。
さまざまなベイブレードランチャーの改造を試して、ベイブレードを存分に楽しみましょう。