電子書籍をスマートフォンやタブレットで読むと目が疲れませんか?
日常的に電子書籍を読むなら、電子書籍専用タブレット(電子書籍リーダー)がおすすめです。
電子書籍専用タブレットの特徴と通常のタブレットにはない快適性などをご紹介します!
通常のタブレットやスマートフォンとの違いはもちろん、価格、押さえておきたい機能など、ご自身にあったタブレットの選び方も詳しくご紹介していきます。
電子書籍用タブレットの基本情報
電子書籍用タブレット(電子書籍リーダー)は、快適に電子書籍を読むことに特化させた端末です。
通常のタブレットで本を読むときに起こる様々なストレスを軽減してくれますから、ストレスフリーで読書に集中できます。
そもそも電子書籍用タブレットとは?
電子書籍用タブレットは、普通のタブレットとどう違うのでしょうか?
普通のタブレットやスマートフォンでも電子書籍を読むことはできます。
しかし、ブルーライトの影響などで目が疲れるなど快適に読書をするためには少々難があるのも事実です。
その点、電子書籍専用タブレットは、電子書籍を快適に読むことを目的として作られています。
電子書籍専用タブレットならではの特徴は
- 電子ペーパーを使うことにより目が疲れにくい
- 読書用に特化するためにあえて普通のタブレットより機能を少なくしている
- バッテリー駆動時間が長い
などです。
読書のために作られたタブレットであることが分かりますね。
読書以外にも大量の資料を読む必要があるときにもおすすめです。
電子書籍用タブレットの値段は?いくらぐらい?
電子書籍用タブレットの価格は、だいたい1万円弱~3万円代が相場です。
基本的には容量が大きいほど価格は高くなり、防水機能がついている商品も値段が上がります。
いずれにしても、価格だけで選ぶと、結局使い勝手が悪いということになりかねません。
ご自身の読書量や読書傾向にあった容量と機能のものを選びましょう。
電子書籍用タブレットの選び方
電子書籍専用タブレットは、Amazonの「Kindle」や楽天の「kobo」が有名ですが、実は家電ブランドからも発売されています。
ここでは、ご自身にあったタブレットを選ぶときにポイントになる性能について詳しくご紹介します。
サイズは7~8インチがおすすめ!
人気があるのは、持ち運びに便利なサイズである7インチ~8インチ(1インチは25.4ミリ)のタブレットです。
7インチの画面は文庫本ぐらいのサイズですから、ページをおくる時に、片手で持って逆の手で操作することを考えると最適なサイズといえます。
因みに8インチの画面は漫画雑誌程度の大きさです。
7インチサイズの場合、文字を読むには支障がないものの、漫画を読むにはちょっと小さすぎると感じます。
その点8インチは漫画を縦画面で1ページ表示するにはちょうどいい大きさです。
軽めの重量のものがおすすめ!
軽量タイプをおすすめする理由は持ち歩きのしやすさと読書中の負担軽減です。
自宅で使う場合は重くても問題ないと思いがちですが、読書中はタブレットを片手で支えることも多くなります。
だいたい200グラムぐらいまでがおすすめですが、片手で持てる重さを目安に、できるだけ軽いものを選びましょう。
ただ、ディスプレイサイズが大きくなるほど、タブレットは重くなります。
どうしても大きなサイズがいいという場合は、タブレットスタンドを利用すると快適です。
容量は必ずチェック!!
データをダウンロードして読む場合はある程度の容量が必要です。
読むジャンルによって必要な容量は変わってきます。
小説など文字データが主なものならそれほど容量を気にする必要はありません。
しかし、漫画や雑誌、図鑑や写真が多い本を読む場合は、データ量が大きくなりますから、最低32GB、できれば64GB確保したいものです。
機種によってはSDカードで容量を追加できますが、容量は多めに見積もった方が快適に読書を楽しめるでしょう。
バッテリー継続時間は重要!
スマートフォンや普通のタブレットで読書をしたことのある人は、読書中にバッテリーがどんどん無くなって困った経験があるかもしれません。
しかし、電子書籍専用タブレットの場合はバッテリー切れの心配はほぼありません。
なかには、一日30分の利用で3週間充電の必要なしを謳っている商品もあるほどです。
通常の使用であれば、ご自身の1日の読書時間×2~3日分の継続時間があれば十分でしょうから、バッテリー切れを気にせず読書に集中できます。
電子書籍用タブレットの人気おすすめランキング10
人気でおすすめの電子書籍用タブレットを10選紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
第10位 ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル
ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型の仕様・製品情報
メーカー | ソニー |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 290 g |
容量 | 2 GB |
バッテリー継続時間 | 最長約2.5週間、約10,000ページの連続ページ送りが可能 |
搭載機能 | オーディオ再生機能、タッチペン標準装備 |
ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型をおすすめする理由
- 手書きやキーボード入力でメモが残せる
- ヘッドホンを接続すれば、音楽を聴きながら読書が楽しめる
- タッチボタンだけでなく、物理ボタンが使える
ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型の評価とレビュー
商品の特徴 読書だけでなく音楽も楽しめる
タッチペンを標準装備していて、紙の本と同じように直接手書きのメモを書きこむことができます。
タッチペンは手書き入力やマーカーを引く時にも便利。
その他、ブックマークが付けられたり、新聞のような大きな資料を分割表示出来たりとかゆいところに手が届くタブレットです。
また、ソニーの製品だけに音楽再生機能も付いていて、シャッフル再生やリピート再生もできます。
第9位 BOOX Poke Pro
BOOX Poke Proの仕様・製品情報
メーカー | SKTSELECT |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 170g |
容量 | 16GB |
バッテリー継続時間 | 不明 |
搭載機能 | Android 6.0搭載、Wifi&Bluetooth4.1 |
BOOX Poke Proをおすすめする理由
- Android 6.0を搭載しており、ユーザーが自由にアプリをインストールして使える
- マウスやキーボードも使用可能
- バックボタン(物理ボタン)がついている
BOOX Poke Proの評価とレビュー
マウスやキーボードも使えるから入力がラク
電子書籍専用タブレットとして販売されていますが、マウスやキーボードが使え、OSもAndroid 6.0を搭載していることから、読書だけではなく通常のタブレットとして使用しやすい商品です。
ディスプレイは7.8インチ、解像度300ppiでマンガや写真を見るのにも適しています。
ただ、E-Inkディスプレイを採用しているのでゲームをするのには少し適しません。
第8位 Likebook Mars 7.8インチ
Likebook Mars 7.8インチの仕様・製品情報
メーカー | Likebook |
画面サイズ | 7.8インチ |
重量 | 245 g |
容量 | 16GB |
バッテリー継続時間 | 12日間のオフライン作業を連続して行う事ができる |
搭載機能 | Android6.0ベースのOS、2色のフロントライト搭載) |
Likebook Mars 7.8インチをおすすめする理由
- Android 6.0とグーグルプレイストアを搭載で自由度の高い使い方が出来る
- 高精細300ppi(1404*1872)のスクリーンでマンガも読みやすい
- 高速レスポンス、スムーズなページめくりでストレスフリーの読み心地
Likebook Mars 7.8インチの評価とレビュー
電子書籍専用タブレットでありながらタブレット機能も充実
グレースケール調整機能や2色のフロントライトなど目を疲れさせない機能がしっかりしている、省電力設計でバッテリーの持ちがいいなど、読書専用タブレットとして必要な条件をしっかりと備えています。
本体の内臓ストレージは16GBと中途半端な感じがしますが、MicroSDカードは128GBまで対応しているので併用すれば容量を気にする必要がありません。
Android 6.0を搭載しているので読書以外の用途にも使えるタブレットです。
第7位 BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチ
BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチの仕様・製品情報
メーカー | BOOX |
画面サイズ | 13.30 インチ |
重量 | 549 g |
容量 | 64GB |
バッテリー継続時間 | 不明 |
搭載機能 | Android 6.0、NeoReader2.0(PDFリーダー)、書き込み機能 |
BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチをおすすめする理由
- 実際の紙のように、書く、画く、スケッチを快適にでる
- GooglePlayで多くのアプリをインストールできる
- 2画面同時に見ることが出来る
BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチの評価とレビュー
セカンドモニターにもなる!使い道が豊富な端末
こちらのタブレットは、読むだけなく、書き込んだりメモ帳を開いて2画面表示にしたりと使い方の幅が非常に大きい商品です。
本を読むだけなく、勉強したり仕事の資料を読んだりなど作業を伴う使い方をしたい人におすすめします。
また、アプリの取得が自由にできるので、自分に合ったアプリを使い分けたい人にも向きます。
長時間にわたる作業に向く大画面ですが、その分重たく片手で持って操作するのは難しいでしょう。
第6位 kobo 電子書籍リーダー Kobo Clara HD
Kobo Clara HDの仕様・製品情報
メーカー | 楽天 |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 166 g |
容量 | 8GB |
バッテリー継続時間 | 数週間 |
搭載機能 | ComfortLight PRO、高速ページめくり機能も搭載) |
Kobo Clara HDをおすすめする理由
- 「ComfortLight PRO」「高速ページめくり」など、今まで上位モデルにしか入っていなかった機能も搭載)
- 解像度はKoboシリーズ最高の300ppi
- とにかく軽くて持ち運びがラク
Kobo Clara HDの評価とレビュー
ComfortLight PROで目に優しく快適な読書時間
koboの「Clara」シリーズは下位シリーズながら、必要な機能はしっかり搭載されています。
ひとつ上の「aura」シリーズと大きく異なる点はディスプレイサイズが若干小さいことと防水機能が付いていない点だけです。
サイズが小さくなった分軽く持ち運びしやすく、また解像度は300ppiと優秀ですから、防水機能が要らないなら、このタブレットがおすすめです。
第5位 Kindle 電子書籍リーダー Wi-Fi 4GB (Newモデル)
Kindle 4GB (Newモデル)の仕様・製品情報
メーカー | Amazon |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 174 g |
容量 | 4GB |
バッテリー継続時間 | 1回の充電で数週間利用可能 (明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合) |
搭載機能 | 直接目を照らさないフロントライト方式、E-inkディスプレイ |
Kindle 4GB (Newモデル)をおすすめする理由
- 低価格で必要最低限の機能はしっかり搭載
- 前モデルにはなかったフロントライトを初搭載で快適性アップ
- それほど読書量が多くないならこれで充分
Kindle 4GB (Newモデル)の評価とレビュー
文庫本代わりに持ち歩くならこれがおすすめ
4GBと容量が少なめですが、それでも文字中心の書籍なら数千冊の本が収まる計算になります。
小説を中心に読むという人には十分でしょう。
また、161gの軽量ボディで気軽に持ち運びできます。まさに文庫本を持ち歩く感覚の電子書籍専用タブレットです。
ただ、防水機能はついていませんから、お風呂に持ち込みたいという人には向きません。通勤電車の中で利用したい人におすすめです。
第4位 Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルの仕様・製品情報
メーカー | Amazon |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 205g |
容量 | 32 GB (使用可能領域約27.5 GB) |
バッテリー継続時間 | 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で最長数週間利用可能。 |
搭載機能 | 従来と比べて8倍の32GB大容量ストレージ、 「快速ページターン」、ピンチ&ズーム |
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルをおすすめする理由
- 快速ページターン、連続ページターン機能がついて、飛ばし読みが楽々
- 見開きフルスクリーンビュー機能で、見開きで表現されたシーンも楽しめる
- 従来のKindle Paperwhiteの8倍32GBのストレージを搭載しているから700冊も保存できる
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルの評価とレビュー
マンガ好きのために開発された電子書籍リーダー
「マンガモデル」の名の通り、マンガが快適に読めるように開発されたモデル。
データ量の多いマンガも約700冊保存できる32GBのストレージと、マンガならではの「飛ばし読み」が軽快にできる「快速ページターン、連続ページターン」という機能が付いているのが嬉しいですね。
マンガ好きにはもちろん、写真集や図表が多い資料などデータ量の多い本をよく読む人にもおすすめです。
第3位 kobo Aura H20 Edition
kobo Aura H20 Editionの仕様・製品情報
メーカー | 楽天 |
画面サイズ | 6.8インチ |
重量 | 207g |
容量 | 8GB |
バッテリー継続時間 | 数週間 |
搭載機能 | 「ComfortLight PRO」搭載、IPX8等級の防水機能 |
kobo Aura H20 Editionをおすすめする理由
- kobo Aura Oneに比べてコストパフォーマンスがいい
- 「ComfortLight PRO」で快適。夜のリラックスした読書タイムにオススメ
- IPX8等級の防水機能だから使う場所を選ばない
kobo Aura H20 Editionの評価とレビュー
機能と価格のバランスがよくて使いやすい
koboには、「forma」「aura」「clara」の3シリーズがありますが、この「aura」シリーズは機能と価格のバランスがいいのでおすすめです。
中でもH20 Editionは、「forma」よりも価格が抑え目ながら、防水機能や24時間最適な色相で読書を楽しめる「ComfortLight PRO」機能がしっかり搭載されているのが魅力です。
容量が8GBでは不安な場合でも、SDカードで拡張が可能ですから、楽天Bookをよく利用するなら、迷わずこの商品を選ぶのが正解です。
第2位 Kindle Oasis 電子書籍リーダー 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB (メーカー)amazon
Kindle Oasis 8GBの仕様・製品情報
メーカー | Amazon |
画面サイズ | 7インチ |
重量 | 194g |
容量 | 8 GB |
バッテリー継続時間 | 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で数週間利用可能 |
搭載機能 | ページめくりボタン搭載、IPX8等級の防水機能 |
Kindle Oasis 8GBをおすすめする理由
- おすすめ理由1 本と同じ読み心地で、明るい日差しの中でも読みやすい
- おすすめ理由2 IPX8等級の防水機能だから使う場所を選ばない
- おすすめ理由3 Kindleシリーズ最大の7インチの画面で大きく表示
Kindle Oasis 8GBの評価とレビュー
Kindle初の防水仕様(IPX8等級)で、読書の場所を選ばない!
Kindleで初めて防水仕様(IPX8等級)がついたタブレット。
少し大きめの7インチディスプレイと防水機能でお風呂や、プールサイドなどのくつろぎタイムに読書するのにピッタリ。
マンガ好きのために開発された 「連続 ページターン」、「見開き表示」、「シリーズごと にまとめて表示」などの便利機能もしっかり搭載されてより快適に読書を楽しめます。
ただし、機能が充実する分Paperwhiteと比較すると価格は上がります。
第1位 Kindle Paperwhite 電子書籍リーダー 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB
Kindle Paperwhite 8GBの仕様・製品情報
メーカー | Amazon |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 182g |
容量 | 8GB(32GBモデルもあり) |
バッテリー継続時間 | 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で数週間利用可能 |
搭載機能 | 続きから読むことが出来るWhispersync機能や検索機能付き |
Kindle Paperwhite 8GBをおすすめする理由
- 防水機能で読む場所を選ばない
- タップするだけで辞書とウィキペディアを検索できる検索機能付きでページを閉じなくても調べものができる
- Kindle Paperwhiteの中で最も薄く、最も軽い
Kindle Paperwhite 8GBの評価とレビュー
商品の特徴 本より軽いボディに防水機能付きだから、どこにでも持っていける
このタブレットは、6インチの小さめディスプレイで、薄く軽いからジャケットの内ポケットにも入れられてど気軽にどこにでも持って行けるのが魅力。
小型ながら防水機能やバックライトなど必要な機能はしっかり搭載。
容量は8GBと小さめだが(32GBモデルもあり)、小説を読むだけならこれで充分です。
バランスがいい商品なので、初めて電子書籍専用タブレットを買う人にもおすすめします!
まとめ
おすすめの電子書籍専用タブレットをご紹介しました。
通常タブレットと違い、読書をするために開発された専用タブレットは、目が疲れにくい仕様になっています。
また、多くの読書用タブレットは小型サイズでポケットやハンドバッグに収まる大きさですから、気軽に持ち歩いて、どこででも読書が楽しめます。
自分に合ったタブレットを選ぶときには、どんな書籍を好んで読むのか、どんな場所で読みたいのかなどを想定して、メーカーや防水機能、サイズ、容量などを比較して選んでくださいね。