中華タブレットは、中国製ということでコピー商品というイメージが強いですが、オリジナリティー溢れる製品や、高性能な製品が多く開発されています。
何よりも非常に安いので、コストパフォーマンスを重視してタブレットを選びたい人は、ぜひ中華タブレットを検討してみてはいかがでしょうか?
ここでは、中華タブレットの選び方と人気の製品をご紹介します。
中華タブレットの基本情報
中華タブレットの魅力と特徴をご紹介します。
一番の魅力は何といっても圧倒的な安さですが、性能の良さや他国の製品にはない特色がる製品も多いです。
そもそも、中華タブレットとは?
中華タブレットは中国のメーカーが製造したタブレットのことです。
中国メーカーが自社ブランドとして名前を出して販売しているものだけでなく、ブランドネームに頼らずに販売しているノーブランド製品もあります。
中華タブレットの魅力をまとめると以下の3つになるかと思います。
- 他のタブレットと比べると安価
- WindowsとAndroid両方を搭載したモデルがある
- 驚くほど高性能な商品も多い
中華タブレットの魅力って??
ここでは中華タブレットの魅力についてご紹介します。
とにかく安い!
アップル製などの有名どころと比べると価格は非常に安く、その点で人気があります。
ただし、安いだけにそれなりに注意が必要な点もあります。
- 保証期間が短く、初期不良以外は対応してもらえないことがほとんど
- 中国で使うことを想定しているので、初期設定が中国語
- グーグルストアやセキュリティソフトなど、日本では当たり前のソフトが入っていない
- 修理や交換が日本国内ではできないことが多い
- なんらかのトラブルがあったときに日本語で対応してくれる窓口がない場合も
以上の点は中華タブレットを購入する際に気をつけておきたいポイントです!
競争が激しいので高性能!
昔は、安いだけで性能はイマイチという製品も多かったですが、現在中華タブレットの性能はどんどん上がっています。
中国国内には多くのメーカーがあり、競争が激しいためか高性能で安いタブレットが開発されているのです。
他国で製造された同格の製品と比べると、非常に安く、コストパフォーマンスの面で非常におすすめです。
中華タブレットの価格帯
中華タブレットの中心価格帯は1万円代です。
安いものだと5000~6000円、3万円代のものは中華タブレットの中ではハイクラスの製品になります。
iPadなどの有名どころと比べると、1/5~1/10ぐらいの価格ですから驚きです。
中華タブレットの選び方
失敗しない中華タブレットの選び方をご紹介します!
基本的なポイントは以下の6つになります。
- タブレットの種類(OS)から選ぼう
- タブレットの通信方法をチェック!!
- 解像度とストレージ容量は必ずチェック!!
- CPUを確認しよう!!
- 防水機能があると嬉しい!!
- 持ち運ぶならバッテリー継続時間もチェック!!
タブレットの種類(OS)から選ぼう
中華タブレットのOSの種類には大きく、AndroidとWindowsの2種類存在しています。
それぞれの特徴をおさえておきましょう!
スマホアプリが楽しめるAndroid
中華タブレットは初期設定が中国語ですから、使い慣れているOSを選ぶといいでしょう。
どちらも使えるという場合は、使用シーンで選びます。
スマホ感覚でゲームなどを楽しむならAndroidがおすすめ。
ただ、Windows用に開発されたビジネスソフトは使えない場合もありますから、ビジネスシーンで使うにはちょっと心配です。
PC性能を持つWindows
AndroidではWindows用のソフトが使えないこともありますから、Windowsソフトが必須の場合、OSは迷わずWindowsにしましょう。
キーボードを接続すれば、ほぼPCと同じように使うことができますから、中華タブレットをサブPCの位置づけで持ち歩くのに適しています。
ただし、Androidよりも対応アプリが少ないので希望するアプリがダウンロードできない場合があります。
タブレットの通信方法をチェック!!
中華タブレットの通信方法には大きく、SIMフリーモデルとWi-Fiモデルの2種類存在しています。
それぞれの特徴をおさえておきましょう!
SIMフリーモデル
SIMフリーモデルというのは、SIMカードを使ってインターネットに接続するモデルです。
SIMカードを挿入することでいつでもどこでもLTE通信を行えます。
しかし、SIMカードは購入するものですので、Wi-Fiモデルと違い別途月額料金がかかるので注意が必要です。
Wi-Fiモデル
家や職場などWi-Fi環境がある場所で主に使うならWi-Fiモデルがおすすめです。
もとからあるWi-Fi環境を利用すれば、通信費は0円です。
たまに外出先で使いたいという場合は、モバイルWi-Fiルーターを使うか、スマートフォンとデザリングすることで対応できます。
ただ、日本では付いていて当たり前の感があるWi-Fiモデルですが、中華タブレットにはWi-Fiモデルがない機種もあります。
解像度とストレージ容量は必ずチェック!!
解像度が高いと、文字や画像がきれいに見ることができます。
どうせならキレイに見えた方がいいので、解像度が高い中華タブレットの方がおすすめです。
ただし解像度が高くなるとバッテリー消費が大きくなるというデメリットもあります。
また、ストレージ容量とは、データ容量、内臓メモリ、ROMメモリなどとも呼ばれるもので、保存できるデータの量のことです。
目安としては、ゲーム中心なら32GB以上、動画を見るだけなら16GB、ちょこちょこネットを見るだけなら8GBあれば大丈夫です。
CPUを確認しよう!!
情報処理能力を表しているのがCPUです。
基本的にはCPUの数字が大きいほど賢いタブレットだと考えるといいでしょう。
CPUと書かれている部分を見ると「コアの数」と「クロック周波数」が書かれていますからこの数字をチェックしてください。
クロック周波数
クロック周波数が1.5GHzに対応したCPUならかなり優秀です。
処理速度よりも、コストパフォーマンスを重視するなら「1.2GHz~」に対応したCPUを選ぶといいでしょう。
それ以上能力が低いと、少し「遅い」と感じるかもしれません。
ご自身の使用目的によってどの程度のクラスにするか選ぶといいでしょう。
コア数
ゲームをストレスなく楽しみたいなら、コアの数はできれば「オクタコア(8コア)」、少なくとも「ヘキサコア(6コア)」はあったほうがいいでしょう。
ゲームはあまりしない、ネット検索が中心という場合は、コアの数は「クアッドコア(4コア)」でも十分です。
コア数は大きければ大きいほど高性能ですから、その分価格は上がります。
防水機能があると嬉しい!!
お風呂やプールでタブレットを使いたいなら、防水機能は必須ですね。
台所など水しぶきがかかりそうな場所使用する場合も、ある程度の防水機能があった方が安心でしょう。
防水と防塵の保護規格はIP○△であらわされます。
○は防塵性能、△は防水性能を表す数字を表し、数字が大きいほど性能が高いです。
IPの後ろには2つの数字が続き、1つ目の数字が防塵等級、2つ目の数字が防水等級を表しています。
各等級の数字が大きいほど保護の度合いが高くなります。
お風呂やプールなど水没の可能性が高い場所で使用する場合は、IPX7~8がおすすめです。
台所での水濡れへの対応が出来るのはIPX5、ちょっと水滴がかかるかも?という程度の場合は、IPX2で充分です。
持ち運ぶならバッテリー継続時間もチェック!!
タブレットはバッテリーの継続時間も大事です。
自宅外で使うときはもちろん、たとえ自宅専用タブレットとして使う場合も充電回数は少ない方がありがたいですよね。
スペック表にバッテリー継続時間が書かれているなら5~6時間はあるものを選ぶといいでしょう。
ただ、バッテリー継続時間を公開していない製品もありますし、公開されているバッテリー継続時間は輝度を落とした状態だったり、インターネット接続をしていない状態だったりもします。
中華タブレットの人気おすすめランキング7
人気でおすすめの中華タブレットを7選紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
HUAWEI Media Pad T3 7 7.0インチタブレットW-Fiモデル
HUAWEI Media Pad T3 7 7.0インチタブレットWi-Fiモデルの仕様・製品情報
メーカー | HUAWEI |
画面サイズ | 約7インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 1024×600(WSVGA) |
搭載機能 | ストレージ容量16GB・SDカード128GBまで対応 |
HUAWEI Media Pad T3 7 7.0インチタブレットW-Fiモデルをおすすめする理由
- 安いけれど必要な機能は充実
- HUAWEIは国内にサポート拠点がある
- 250gという軽さも魅力
HUAWEI Media Pad T3 7 7.0インチタブレットW-Fiモデルの評価とレビュー
コストパフォーマンスを考えて選ぶならこれ!
小さめのボディに必要な機能をしっかり搭載。
3000mAhの大容量バッテリーでバッテリー長持ち、デュアルバンドWi-Fiでネット接続も快適です。
使用時間を管理したり、特定のアプリへのアクセスを制限したりできるキッズモードがあるから、子供用のタブレットとしても安心して使えます。
画面を2分割して、2つのアプリを同時に使用できるマルチタスク画面も便利ですね!
HUAWEI Media Pad T5 10 10.1インチタブレットW-Fiモデル
HUAWEI Media Pad T5 10 10.1インチタブレットW-Fiモデルの仕様・製品情報
メーカー | HUAWEI |
画面サイズ | 約10.1インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 1920×1200 |
搭載機能 | ストレージ容量16GB SDカードで256GBまで対応 |
HUAWEI Media Pad T5 10 10.1インチタブレットW-Fiモデルをおすすめする理由
- SDカードを使えば256GBまで対応できるか容量が足りなくなる心配なし
- HUAWEIは国内にサポート拠点がある
- 最大動作周波数が2.36GHzのオクタコアプロセッサで、消費電力を抑制
HUAWEI Media Pad T5 10 10.1インチタブレットW-Fiモデルの評価とレビュー
256GBまで対応だから容量を気にする必要なし
ストレージ容量は16GBながら、SDカードを使えば256GBまで対応してくれるから容量を気にする必要がありません。
ディスプレイは16:10のアスペクト比で、映画や動画の視聴に適しています。
更に細部まで鮮やかに表現する高解像度ディスプレイ(1920×1200解像度)は大きめの10.1インチ。
タブレットで映画を見るひとにおすすめです。
使用時間を管理したり、特定のアプリへのアクセスを制限したりできるキッズモードがあるから、子供用のタブレットとしても安心して使えます。
Lenovo タブレット TAB4 8 Plus 8.0型 LTEモデル
Lenovo タブレット TAB4 8 Plus 8.0型 LTEモデルの仕様・製品情報
メーカー | Lenovo |
画面サイズ | 8 インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | LTE(Wi-Fiモデルもあり) |
解像度 | 1920×1200 |
搭載機能 | 解像度1920×1200、 4GBのメモリーと64GBのフラッシュメモリー搭載 |
Lenovo タブレット TAB4 8 Plus 8.0型 LTEモデルをおすすめする理由
- マルチユーザー機能がついているから家族とシェアできる
- 4つのフロントスピーカーを搭載で臨場感ある音響を楽しめる
- オクタコア プロセッサーでサクサク動く
Lenovo タブレット TAB4 8 Plus 8.0型 LTEモデルの評価とレビュー
マルチユーザー機能があるから家族みんなで使える中華タブレット!
こちらの中華タブレットは、4GBのメモリと64GBのフラッシュメモリーを搭載。Webや動画の視聴などが快適です。
4つのフロントスピーカーがついて、タブレットとは思えない臨場感ある音もたのしめますから、動画視聴が主な使い方という人にぴったりです。
マルチユーザー機能も付いているから、家族みんなで一台を共有したいという人にもおすすめです。
Lenovo Tab P10 10.1型 Wi-Fiモデル
Lenovo Tab P10 10.1型 Wi-Fiモデルの仕様・製品情報
メーカー | Lenovo |
画面サイズ | 10.1 インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 1920×1200 |
搭載機能 | 解像度1920×1200、ストレージ容量64GB(SDカードで256GBまで対応) |
Lenovo Tab P10 10.1型 Wi-Fiモデルをおすすめする理由
- 10.1型ワイドIPSパネルのFHDディスプレイ搭載
- Dolby Atmos対応で臨場感あふれるサウンド
- マルチユーザー機能がついているから家族とシェアできる
Lenovo Tab P10 10.1型 Wi-Fiモデルの評価とレビュー
商品の特徴 大きめ画面と4つのスピーカーで動画視聴が楽しめる
こちらの中華タブレットは、4GBのメモリーと64GBのフラッシュメモリーを搭載しているからサクサク動きます。
4つのフロントスピーカーはDolby Atmos対応で、タブレットとは思えない臨場感ある音が楽しめます。
また、10.1インチの大きめ画面で映画など長時間動画視聴をするという人にぴったりです。
マルチユーザー機能も付いているから、家族みんなで一台を共有したいという人にもおすすめです。
Teclast A10S 10.1インチ タブレットAndroid 7.1
Teclast A10S 10.1インチ タブレットAndroid 7.1の仕様・製品情報
メーカー | TECLAST |
画面サイズ | 10 インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 1920×1200 |
搭載機能 | 解像度1920×1200、ストレージ容量32 GB |
Teclast A10S 10.1インチ タブレットAndroid 7.1をおすすめする理由
- 10インチを超えるタブレットとしてはかなり安い
- しかもFHD画面だから動画がきれい
- クアッドコアCPU搭載で消費電力も抑えられる
Teclast A10S 10.1インチ タブレットAndroid 7.1の評価とレビュー
商品の特徴 10インチ超えでこの価格はすごい
こちらの中華タブレットは、10.1インチディスプレイ、ストレージ容量32GBなのに一万円台で買えるというのが最大の魅力です。
また、6000mAh大容量バッテリーとクアッドコアCPU搭載で、なんと1回の充電で最大8時間使用可能です。
本体の重量が少し重めですが、とにかく安くて大画面のタブレットが欲しい人におすすめです。
Teclast P80H Android 7 タブレット
Teclast P80H Android 7 タブレットの仕様・製品情報
メーカー | TECLAST |
画面サイズ | 8 インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 1280×800 |
搭載機能 | 解像度1280×800、ストレージ容量8 GB |
Teclast P80H Android 7 タブレットをおすすめする理由
- 驚くほど安いから気軽
- 必要な機能はしっかりと搭載
- ネット検索やYouTube動画程度ならこれで充分
Teclast P80H Android 7 タブレットの評価とレビュー
驚くほど安くてもちゃんと使える
こちらの中華タブレットは、ストレージ容量が8GBと小さめではあるものの、7000円代で購入できるのは魅力です。
こんなに安くても、必要な機能はきちんと搭載されています。
ネット検索やYouTube視聴など短時間の利用ならこのタブレットで充分です。
7インチと少し小さめですが、子供用として使うならちょうどいいサイズです。
Cube 8.9インチ タブレット
Cube 8.9インチ タブレットの仕様・製品情報
メーカー | Alldocube |
画面サイズ | 8.90 インチ |
OS種類 | Android |
通信方法 | Wi-Fi |
解像度 | 2560×1600 |
搭載機能 | 解像度2560×1600、ストレージ容量64 GB |
Cube 8.9インチ タブレットをおすすめする理由
- 2560×1600の高解像度だから映像がきれい
- 8.9インチの丁度いいサイズの画面と軽いボディー
- デュアルカメラ:フロント5.0MP ビューティーモード付きで自撮り写真がきれい
Cube 8.9インチ タブレットの評価とレビュー
スペック高めの中華タブレットを狙うならこれ!
中華タブレットとしてはすこし高めの値段設定ながら、ストレージ容量64GBで機能も充実しているのでコストパフォーマンスは悪くありません。
カメラは、5.0MP+13MPデュアルカメラを搭載。フロント5.0MP ビューティーモード付きで、自撮り写真がきれいに撮れます。
また、5.0GHzのWi-Fiはサクサク動いて動画視聴時もストレスフリーです。
カメラ機能に拘りたい人、ネット動画をよく見る人におすすもするタブレットです。
まとめ
中華タブレットは、低価格が一番の魅力です。
安いから機能が悪いということもなく、スペックはむしろかなり充実しています。
ただ、安い分トラブルや動作不良も起こりやすく、また、初期設定は中国語か英語です。
もしも不安なら、店舗を構えている電気店やAmazonなどしっかりとしたサポートが見込めるところで購入することをおすすめします!