スマホやタブレット、ノートPCといったモバイル機器に収録した映像や音声などを、大きなディスプレイでみんなと共有したいと思ったことや、エクセルやパワーポイントで作成した資料などを、大きい画面で簡単にプレゼンしたいとか考えたことはありませんか?そんな想いに答えてくれる機器が、今回紹介するワイヤレスディスプレイアダプターなんです。
今回はこのワイヤレスディスプレイアダプターの魅力を順を追って解説していきます。興味がある人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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ワイヤレスディスプレイアダプターの基本情報
ワイヤレスディスプレイアダプターと聞いて、具体的にどのような機器なのか少しピンとこない人もいるかと思います。ここでは、ワイヤレスディスプレイアダプターの特徴や接続方法、そして気になる価格帯について解説していきます。
- そもそもワイヤレスディスプレイアダプターとは?
- ワイヤレスディスプレイが接続できない!対処方法は?
- ワイヤレスディスプレイの価格帯
そもそもワイヤレスディスプレイアダプターとは?
ワイヤレスディスプレイアダプターは、冒頭で述べたように、モバイル機器に収録した映像や音声などを、無線によって他のディスプレイに接続する機器です。機器自体はUSB端子とHDMI端子がコードを介して両端に付いているだけのシンプルなものが多く、実際の接続にはBluetoothやWi-Fiが多く使用されています。
接続する機器双方がBluetoothに対応している場合は、Wi-Fi環境を気にすることなくどこでも使用できるので大変便利です。また簡単に持ち運びもできるため、自宅だけでなく出先等でも使用することができますよ。
ワイヤレスディスプレイが接続できない!対処方法は?
Bluetoothは、比較的接続が安定している規格ですが、接続不良を起こすこともあります。ここでは、接続できないときの対処方法を簡単にまとめていますので、接続が上手くいかない人は一度参考にしてみてください。尚、詳細については各機器や各OSで異なりますので、それぞれの作業手順に従って対応してください。
- 接続元の製品(例:スマホやノートPCなど)がBluetoothに対応しているかどうか製品情報を確認する
- 接続先の製品(例:デスクトップPCや大型ディスプレイなど)のBluetooth通信が有効になっているかを確認する
- 接続元・接続先の製品双方のBluetoothデバイスを確認する
- 接続先の製品におけるBluetooth設定を確認する
- 接続先の製品におけるBluetoothのトラブルシューティングツールを実行する
- 接続元・接続先の製品それぞれに最新のドライバが適用されているか確認する
ワイヤレスディスプレイの価格帯
気になるワイヤレスディスプレイアダプターのお値段ですが、2000円前後のものから2万円以上のものまで、幅広くいろいろな機器が販売されています。正直どれを購入すればよいか迷ってしまいそうです。
ワイヤレスディスプレイアダプターの選び方
ここまで、ワイヤレスディスプレイアダプターの特徴や価格帯などについてみてきました。ここからは、自分に合ったワイヤレスディスプレイアダプターを購入する際におけるポイントを解説していきます。
- まずは、対応OSを確認しよう!
- 無償保証があると安心!
まずは、対応OSを確認しよう!
ワイヤレスディスプレイアダプターを購入する際、対応OSによって接続設定等に差があることをご存知ですか?Windowsの場合だと、Windows10にはワイヤレスディスプレイという機能が搭載されており、搭載されたPCなどとアダプターを使用することによって、外部ディスプレイに接続ができます。しかしWindows10以前のOSでは、ワイヤレスディスプレイ機能がないため、その機能を利用することができません。
ワイヤレスディスプレイの機能には、Miracastという無線伝送技術が利用され、Wi-Fiを経由して接続されます。また通信には、WPA2という暗号化技術が用いられているため、セキュリティもきちんとしています。
無償保証があると安心!
ワイヤレスディスプレイアダプターは、無線接続によってPCとディスプレイを繋ぐ便利な機器ですが、さまざまな理由で接続がまれに上手くいかないことがあります。前もって、購入する予定のアダプターが接続できなかったときに、どのようなサポートを行っているかを調べておくことをオススメします。
また欠陥や故障などによって、アダプターが正常に動作しないことに備えて、交換や返品を受けつけてくれるのか、その際の保証は有償なのか無償なのかも同時に調べておくとよいでしょう。
ワイヤレスディスプレイアダプターの人気おすすめランキング10
人気でおすすめのワイヤレスディスプレイアダプターを10選紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
第1位 マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2 P3Q-00009
マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2 P3Q-00009の仕様・製品情報
メーカー | マイクロソフト |
商品サイズ | アダプターの長さ: 4.07″ (103.5mm) x 0.87″ (22mm) x 0.43″ (11mm);ケーブルの長さ: 11.8″ (300mm);USB 拡張ケーブル: 6.26″ (159mm) |
商品重量 | 113g |
対応OS | Surface/Windows10、8.1、8.0/Android |
特徴機能 | HPに記載なし |
マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2 P3Q-00009をおすすめする理由
- カンタン接続
- ビジネスにも力を発揮
- Windows10に最適な仕様
マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2 P3Q-00009の評価とレビュー
ワイヤレスディスプレイアダプターの王道!迷ったらまずコレ!
この商品は、多くのワイヤレスディスプレイアダプターの中でも、もっともメジャーかつ人気のある商品で、いろいろなサイトで紹介されています。旧モデルも好評でしたが、サイズがさらに小型化され、データ転送速度もパワーアップし格段の進化を遂げています。
またインターネット環境がなくても使用することができるので場所を選びません。条件さえ整えば、車載モニターにも接続することだって可能です。その他にもさまざまな機能を有しており、まず一度ワイヤレスディスプレイアダプターを試してみたい人には、オススメの商品といるでしょう。
第2位 COMROLL ワイヤレスディスプレイアダプター
COMROLL ワイヤレスディスプレイアダプターの仕様・製品情報
メーカー | COMROLL |
商品サイズ | 梱包サイズ10.6 x 10.6 x 0.8 cm |
商品重量 | 18.1g |
対応OS | Android、Mac OS、iOS、Windowsシステム等 |
特徴機能 | HPに記載なし |
COMROLL ワイヤレスディスプレイアダプターをおすすめする理由
- WindowsからMacまで幅広くサポート
- コストパフォーマンスに優れた1品
- APモード&Wifiテザリング干渉防止機能を搭載
COMROLL ワイヤレスディスプレイアダプターの評価とレビュー
幅広い機種に対応したコストパフォーマンスに優れた商品!
ワイヤレスディスプレイアダプターを装着したとき、場所によっては他の電波が干渉して、画質が落ちたり、最悪の場合画面に映像が映らなくなって困ったことはありませんか?この商品は、データ転送時にAPモード&Wifiテザリングという干渉防止機能を備えているため、電波干渉に強い仕様になっています。
またWindowsからMacまで幅広く、いろいろな機種の接続に対応しているので、ご家庭やお仕事で複数のOSに対応しなければならない人にとっては、選択肢に入る商品だといえます。
第3位 Anycast ドングルレシーバー
Anycast ドングルレシーバーの仕様・製品情報
メーカー | TEXRRA |
商品サイズ | 3.6 x 1 cm |
商品重量 | 13.6g |
対応OS | 1. IOSシステム:IOS 7以上のシステムバージョン機種:iPhone5以上、iPad2以上、iPod touch4以上の機種で動作します。2. Androidシステム:Android 5以上のシステムバージョン、1GB RAM 機種:Android携帯電話やタブレットで動作します。3. Windows デバイス:Windows 7.0以上機種:Intel Wireless Display機能を搭載したノートパソコン4. Mac OSデバイス:Mac OS 10.10以上 |
特徴機能 | 品質保証は1年 |
Anycast ドングルレシーバーをおすすめする理由
- 4K高解像度に対応
- WindowsからMacまで幅広く使える
- 豊富な有料ビデオアプリ対応
Anycast ドングルレシーバーの評価とレビュー
個性的な形のAnycastシリーズが4K対応でさらにパワーアップ!
アダプターがやや丸みを帯びた独特の形をしていることで有名なAnycastシリーズですが、今年に入って4K画質に対応し更なるパワーアップを果たしました。同時に内臓チップも高性能化したことで、遅延がなくゲームも快適にプレーすることができます。
またAndroid限定ですが、HuluやNetflixなどといった有料動画と互換性を有しており、アプリを介した映画やアニメといった映像作品も快適に鑑賞することができます。ビジネスからエンタメまでこれ1つで幅広く使いたい人には、オススメの商品といえるでしょう。
第4位 ANSGO ドングルレシーバー
ANSGO ドングルレシーバーの仕様・製品情報
メーカー | Ansgo |
商品サイズ | 梱包サイズ14.6 x 10.2 x 3.8 cm |
商品重量 | 118g |
対応OS | Windows/Mac/iOS/Android |
特徴機能 | セットアップに他の問題がある場合は、弊社サービスチームにお気軽にお問い合わせください。弊社は必ず24時間で返信しますから、ご安心してください。 |
ANSGO ドングルレシーバーをおすすめする理由
- 簡単操作でカンタンセットアップ
- 新しくなったシステムとインターフェース
- いろいろな動画チャンネルに対応
ANSGO ドングルレシーバーの評価とレビュー
10種類のビデオアプリに対応!安定したWi-Fi環境でHD1080Pの画質を実現!
丸いアダプターが目を引くAnsgoドングルレシーバーですが、この商品の特徴の1つとしては、安定したWi-Fi機能にあります。5GHz Wi-Fiと2.4G双方で転送をスムーズに行うことにより、安定感のあるデータ転送を実現しています。
画質もHD1080Pに対応しており、今話題の有料動画を迫力ある映像で楽しむことができます。動画やゲームなどさまざまな用途で楽しみたい人に向いている商品といえます。
第5位 ロジテック ワイヤレスHDMI送受信機セット LDE-WHDI202TR
ロジテック ワイヤレスHDMI送受信機セット LDE-WHDI202TRの仕様・製品情報
メーカー | ロジテック |
商品サイズ | 梱包サイズ25.4 x 18.9 x 6.2 cm |
商品重量 | 671g |
対応OS | HP記載なし |
特徴機能 | HP記載なし |
ロジテック ワイヤレスHDMI送受信機セット LDE-WHDI202TRをおすすめする理由
- フルHD映像をワイヤレス送信
- 送信機側はバスパワーで動作可能
- プロジェクター用途にも向いています
ロジテック ワイヤレスHDMI送受信機セット LDE-WHDI202TRの評価とレビュー
大きな受信機が特徴の1品!送信機はバスパワーで電気供給可能!
ロジテックは、PCサプライ商品を多数取り扱っているメーカーで、ワイヤレスディスプレイアダプターも販売されています。今回紹介するHDMI送受信機セット LDE-WHDI202TRですが、形こそ一昔前のBOX型ですが、フルHDの映像に対応しているなど高性能を誇っています。
送信機側がUSBバスパワーによって動作することができるので、電源供給による配線がない分まわりがすっきりとするだけでなく、動きながら映像を送信するといったこともできるので、なかなか小回りがきいた商品となっています。
第6位 EZCast 5Gドングル
EZCast 5Gドングルの仕様・製品情報
メーカー | EZcast |
商品サイズ | 商品パッケージの寸法13 x 8 x 3 cm ; 81.6 g |
商品重量 | 99.8g |
対応OS | Windows/Mac/iOS/Android |
特徴機能 | HP記載なし |
EZCast 5Gドングルをおすすめする理由
- 5G + 2.4GのデュアルバンドWi-Fi
- 複数のWi-Fiディスプレイ規格をサポート/span>
- 多くのビデオフォーマットに対応
EZCast 5Gドングルの評価とレビュー
電波干渉に強く、多くのビデオフォーマットに対応した1品!
この商品の特徴としては、5G + 2.4G双方を使用したデュアルバンドWi-Fiである高速 802.11ac WiFi にすることによって、ワイヤレスディスプレイアダプターの弱点でもある電波干渉や信号のつまりといったデメリットを克服し、無線伝送の高速化や安定化を実現しています。
また複数の WiFi ディスプレイ規格をサポートしているため、それぞれのOSに応じた高画質の映像を鑑賞することができます。
第7位 プリンストン Simple Cast ワイヤレスHDMI PTW-SPCAST
プリンストン Simple Cast ワイヤレスHDMI PTW-SPCASTの仕様・製品情報
メーカー | プリンストンテクノロジー |
商品サイズ | 梱包サイズ22.7 x 20 x 7.8 cm |
商品重量 | 699g |
対応OS | HPに記載なし |
特徴機能 | 保証期間 : 1年間 |
プリンストン Simple Cast ワイヤレスHDMI PTW-SPCASTをおすすめする理由
- プレゼンに向いた1品
- 子機は4台まで接続可能
- プラグ&プレイでインストール不要
プリンストン Simple Cast ワイヤレスHDMI PTW-SPCASTの評価とレビュー
子機が最大4台まで接続できるパワフル仕様!
今回紹介するこの商品は、ワイヤレスディスプレイアダプターの主機能である大画面で映像を楽しむというよりも、エクセルやパワーポイントなどを用いて、プロジェクター等でプレゼンテーションを行う機能が充実している製品になります。子機は最大で4台まで対応しており、少人数の会議なら十分にカバーできる台数といえます。
また子機の本体ボタンが緑に変わると、ボタンをプッシュするだけで画像が転送できるので、プレゼンをスムーズに進めていくことができます。オフィスに1台あればいいなあと思うのは私だけでしょうか。
第8位 プリンストン EZCast Pro EZPRO-LANB01
プリンストン EZCast Pro EZPRO-LANB01の仕様・製品情報
メーカー | プリンストンテクノロジー |
商品サイズ | 商品の寸法 幅 × 高さ10.5 x 2.1 cm |
商品重量 | 59g |
対応OS | Windows 10(32bit/64bit)/8.1(32bit/64bit)/7 SP1(32bit/64bit)/Mac OS X 10.9 ~/Android OS:4.2 ~/iOS 8.1 ~ |
特徴機能 | HP記載なし |
プリンストン EZCast Pro EZPRO-LANB01をおすすめする理由
- WindowsからMacまで幅広いOSに対応
- マルチプラットフォームに対応
- 4画面分割表示が可能
プリンストン EZCast Pro EZPRO-LANB01の評価とレビュー
画面が最大で4分割が可能!対応OS幅広い1品!
先程に引き続き、今回もプリンストンテクノロジーの製品紹介になります。第7位の商品と同じく、この商品も映像視聴よりもプレゼンテーションに向いた機能を有している製品といえます。主な特徴といえば、画面分割が最大で4分割が可能で、各資料を一度に並べたりといったことができるので、とても便利な機能といえます。
ただし形が大きいぶん、コンセントによる電源供給が必要となり、USBバスパワーで供給する商品と比べて若干配線が増えてしまうのが欠点ともいえます。
第9位 MiraScreen 5G HDMIドングル
MiraScreen 5G HDMIドングルの仕様・製品情報
メーカー | MiraScreen |
商品サイズ | 梱包サイズ15.5 x 8.1 x 2.9 cm |
商品重量 | 90.7g |
対応OS | Android 4.4以降とiOS 8.0以降、Windows 8.1以降とMacOS 10以降 |
特徴機能 | 1年間無料保証: 使用時に問題がある場合は、私達に電子メールを送ってください。 |
MiraScreen 5G HDMIドングルをおすすめする理由
- 幅広いOSに対応
- 低価格ながらも高性能
- ゲームや映画が快適に
MiraScreen 5G HDMIドングルの評価とレビュー
低価格ながらも高性能な1品!
今回紹介するMiraScreenのこの商品は、2000円未満という低価格ながらも、性能面では他の製品と引けをとらないコストパフォーマンスに優れた商品だといえます。Wi-Fiに関しては、デュアルバンドWi-Fiである 5G + 2.4Gを採用し、他の電波干渉を防いでいます。データ伝送速度も高速 802.11ac WiFi (802.11n の 3 倍以上)のため、充分高速を保っています。
また複数のWi-Fiディスプレイ規格にも対応しており、ワイヤレスディスプレイアダプターの基本的な性能を充分に有しているアダプターだといえるでしょう。
第10位 MiraScreen 5G ワイヤレスHDMIドングル
MiraScreen 5G ワイヤレスHDMIドングルの仕様・製品情報
メーカー | MiraScreen |
商品サイズ | 梱包サイズ13.3 x 8.1 x 4.2 cm |
商品重量 | 141g |
対応OS | Android 4.4以上、iOS 8.0以上、Mac OS 10以上、Windows 8.1以上 |
特徴機能 | HP記載なし |
MiraScreen 5G ワイヤレスHDMIドングルをおすすめする理由
- 4K画質に対応
- 幅広い互換性能
- 価格も2000円台とお手軽
MiraScreen 5G ワイヤレスHDMIドングルの評価とレビュー
2000円台の価格で4Kに対応したアダプター!
この商品の特徴は、やはり約2000円台の価格で、4K画質に対応しているという点になります。なのでゲームや映画といった映像作品を綺麗な画質で存分に楽しむことができます。幅広いOSにも対応しているので、いろいろな機種にもこれ1台で事足りてしまいます。
また本体自体も軽くて小さく、持ち運びにも場所を取らないので、出先でも使用することができ、使い勝手のいい1品といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここまでワイヤレスディスプレイアダプターをさまざまな視点から見てきました。一昔前までは、無線技術がまだ貧弱だったので、有線の製品と比べるとどうしても見劣りするものでしたが、昨今の技術の進歩により、今では4K高解像度の映像まで遅延等なく映すことができるようになりました。
これからワイヤレスディスプレイアダプターはどのように進化していくのでしょうか?ますます目が離せなくなりそうですね。