【遊戯王】魔神儀テーマの効果や使い方などについて徹底解説! |相性の良いカードも紹介!

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儀式テーマの救世主!CYBERNETIC HORIZONで登場した魔神儀テーマについて詳しく解説していきます。

魔神儀(デビリチャル)とは?

魔神儀(デビリチャル)カードは、モンスターや魔法カードを含めて儀式召喚をサポートする効果を持っており、特徴として儀式モンスター以外のデビリチャルモンスターは全て攻守が0です。

カード名の由来は悪魔を意味するデビルと儀式を意味するリチュアルを合わせたものであると考えられます。

現在登場している魔神儀カードは

  • 儀式モンスター
  • 効果モンスター
  • 儀式魔法
  • フィールド魔法

の4種類。

【魔神儀】儀式モンスター編

まずは儀式モンスターのご紹介です。

魔神儀の創造主-クリオルター



魔神儀の創造主-クリオルターの効果/ステータス

儀式・効果モンスター

星10/光属性/悪魔族/攻3000/守3000

「魔神儀の祝誕」により降臨。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分・相手のメインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札を1枚選んで捨て、その後、レベルの合計が10になるように
自分の墓地の「魔神儀」モンスターを選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
儀式モンスター以外の自分フィールドの「魔神儀」モンスターは、
攻撃力が2000アップし、効果は無効化される。

魔神儀の創造主-クリオルターの使い方解説

魔神儀(デビリチャル)の創造主!レベル10なのでリリースに必要なモンスターの数は多めですが、自分・相手のメインフェイズに手札から自身を見せることで、手札を1枚捨ててレベルの合計が10になるように自分の墓地の魔神儀モンスターを選んで特殊召喚することができます。

エンドフェイズに蘇生したモンスターはデッキに戻ってしまうデメリットがありますが、儀式召喚を行わずとも蘇生カードとして活躍できる点は非常に優秀です。

蘇生したモンスターを自身の儀式召喚のリリースに利用することでデッキに戻るデメリットを回避しつつ儀式召喚に繋げられるため、魔神器テーマにおけるメインアタッカーとして活躍します。

魔神儀-カリスライム



魔神儀-カリスライムの効果/ステータス

儀式・効果モンスター

星7/闇属性/水族/攻2500/守1800

「魔神儀の祝誕」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「魔神儀」モンスター1体を特殊召喚する。
発動後、このターン中に自分が儀式モンスターの特殊召喚に成功しなかった場合、
エンドフェイズに自分は2500LPを失う。

(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「魔神儀」カード1枚を墓地へ送り、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

魔神儀-カリスライムの使い方解説

《魔神儀の創造主-クリオルター》と同様に手札から相手に見せることで発動できる効果を持っており、手札を1枚捨てることで魔神儀モンスターのリクルートを行うことができます。

魔神儀モンスターはデッキからの特殊召喚成功時にサーチやサルベージ効果を持っていることから展開の起点として活躍する優秀なカードです。

《儀式の準備》に対応している点も注目ポイントですが、何より手札及び自身を含むフィールド上の魔神儀カードを墓地へ送ることで相手フィールドのモンスター1体の破壊を行える効果が強力であり、打点で突破できないモンスターの除去手段としても有効です。

墓地へ送るカードには種類の指定が無いため、効果を使い終わった《魔神儀の隠れ房》などを墓地へ送ることもできます。

リクルート効果を発動した後に儀式召喚を行わなかった場合には2500ライフポイントを失ってしまうため、儀式召喚に特化させたデッキで使用するようにしましょう。

【魔神儀】効果モンスター編

魔神儀効果モンスターは現在4種類登場しており、種族はバラバラですがレベルが3~6、自身に対応する儀式モンスターカードか儀式魔法カードを相手に見せることで自身の特殊召喚を行いながらデッキから魔神儀モンスターのリクルートを行うことができます。

更にデッキからの特殊召喚成功時に固有効果を発動出来るためアドバンテージを得やすいのが特徴です。

デメリットとしてエクストラデッキからのモンスターの特殊召喚を封じる効果を持っているため、《魔神儀の創造主-クリオルター》などで効果を無効化するか、エクストラデッキに依存しないプレイングがメインとなります。

特殊召喚を多用することから召喚権を温存しやすく、《マンジュゴッド》などとも一緒に採用しやすい汎用性の高いカードとなっています。

魔神儀-ペンシルベル



魔神儀-ペンシルベルの効果/ステータス

効果モンスター

星3/光属性/サイキック族/攻 0/守 0

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-ペンシルベル」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。

(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

魔神儀-ペンシルベルの使い方解説

自身の特殊召喚に必要な相手に公開するカードは儀式モンスターカード。

固有効果は儀式モンスターのサルベージとなっています。

種族がサイキック族なので《緊急テレポート》に対応しており、レベルも3と儀式モンスターのリリースに利用しやすいレベルとなっています。

《魔神儀-カリスライム》と一緒に《魔神儀の創造主-クリオルター》の効果で蘇生させる方法も効果的となっています。

魔神儀-キャンドール



魔神儀-キャンドールの効果/ステータス

効果モンスター

星4/光属性/炎族/攻 0/守 0

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-キャンドール」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。

(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

魔神儀-キャンドールの使い方解説

下級モンスターなので通常召喚も行いやすく、固有効果は儀式魔法カードのサーチです。

自身の特殊召喚に必要な相手に効果するカードも儀式魔法カードなので墓地などからも手札に加えやすい《魔神儀の祝誕生》などと一緒に採用したいところです。

儀式テーマにおいては儀式魔法カードのサーチが何よりも優先される傾向にあるため、最も優先度の高いカードと言っても過言ではないでしょう。

魔神儀-ブックストーン



魔神儀-ブックストーンの効果/ステータス

効果モンスター

星5/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-ブックストーン」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。

(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の儀式魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

魔神儀-ブックストーンの使い方解説

魔神儀テーマにおいては最もサポートカードが多いカードとなっており、闇属性、魔法使い族と種族に恵まれています。

固有効果は儀式魔法カードのサルベージであり、自身の特殊召喚に必要な相手に公開するカードも儀式魔法カードです。

儀式魔法カードの性質上再利用が難しいカードが多いため、他儀式テーマの出張パーツとして活躍が期待できます。

魔神儀-タリスマンドラ



魔神儀-タリスマンドラの効果/ステータス

効果モンスター

星6/闇属性/植物族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-タリスマンドラ」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。

(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体を手札に加える。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

魔神儀-タリスマンドラの使い方解説

《ローンファイア・ブロッサム》など種族を活かしたリクルート手段が存在し、固有効果は儀式モンスターのサーチです。

特殊召喚に必要な相手に公開するカードも儀式モンスターとなっていますが、《魔神儀-カリスライム》など手札で効果の発動が行える儀式モンスターと一緒に採用することで容易に展開することが可能です。

【魔神儀】儀式魔法編

魔神儀テーマの中核である儀式魔法のカードをご紹介します。

魔神儀の祝誕



魔神儀の祝誕の効果/ステータス

儀式魔法

儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドの「魔神儀」モンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

(2):このカードが墓地に存在する場合、
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「魔神儀の祝誕」以外の「魔神儀」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「魔神儀」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、墓地のこのカードを手札に加える。

魔神儀の祝誕の使い方解説

なんと儀式モンスターの降臨に必要という汎用性バツグンの一枚。

《魔神儀の祝誕》を利用することで様々な儀式モンスターを降臨させることができます。

さらに墓地に存在する場合には手札及び自分フィールドの中から魔神儀カード1枚を墓地へ送ることで魔神儀モンスターのリクルートと自身のサルベージを行えるためアドバンテージとなり、リクルートされた魔神儀モンスターの効果を利用することで即座に儀式召喚へと繋げられます。

ただし、魔神儀モンスターをリリースする必要があるため《魔神儀-タリスマンドラ》などの魔神儀モンスターの併用は必須となるため、デッキの構築に注意しましょう。

魔神儀の隠れ房



魔神儀の隠れ房の効果/ステータス

フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):このカードの発動時の効果処理として、
手札の「魔神儀」モンスター1体を相手に見せ、
その同名モンスター2体をデッキから特殊召喚できる。
その後、見せたモンスターをデッキに戻す。

(2):1ターンに1度、自分フィールドに儀式モンスターが特殊召喚された場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

魔神儀の隠れ房の使い方解説

魔神儀テーマ専用かと思いきや儀式テーマ全般で利用できるフィールド魔法カードです。

儀式モンスターの特殊召喚時にフィールドのカード1枚の破壊が可能となっており、相手・自分やカードの種類・表示形式を問いません。

更には儀式召喚ではなく特殊召喚をトリガーとするため《戦線復帰》などの蘇生カードとも相性が良く、儀式テーマのデッキでは積極的に採用したいカードとなります。

発動時の処理として手札の魔神儀モンスター1体を相手に見せることでその同名モンスター2体のリクルートを行いつつ見せたカードをデッキに戻す効果も持っおり、2対2のカード交換となりますが、リクルートしてきた魔神儀モンスターの効果を発動することでアドバンテージを得られます。

魔神儀モンスターのデメリットによってエクシーズ召喚に繋げられませんが、儀式召喚を行うためのリリースモンスターを即座に準備することができる優秀なリクルート効果を持ち合わせた汎用性の高いカードとなっています。

魔神儀カードと相性の良いカード

魔神儀テーマと相性の良いカードをご紹介します。

強制転移



強制転移の効果/ステータス

通常魔法

お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える。
そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。

強制転移の使い方解説

魔神儀モンスターの攻守はすべて0。そのため相手モンスターを奪いつつ魔神儀モンスターを送り付けることで大きな戦闘ダメージが期待できます。
《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》と組み合わせることでワンターンキルも可能です!

轟雷帝ザボルグ



轟雷帝ザボルグの効果/ステータス

効果モンスター

星8/光属性/雷族/攻2800/守1000

このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを破壊する。
破壊したモンスターが光属性だった場合、
その元々のレベルまたはランクの数だけ、
お互いはそれぞれ自分のEXデッキからカードを選んで墓地へ送る。
このカードが光属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、
その時の効果に以下の効果を加える。
〇墓地へ送る相手のカードは自分が選ぶ。

轟雷帝ザボルグの使い方解説

魔神儀モンスター特殊召喚を多用することから召喚権をほとんど使用しません。

また、儀式以外の魔神儀モンスターは属性が光と闇なので《轟雷帝ザボルグ》のアドバンス召喚を積極的に狙うことができます。

アドバンス召喚された《轟雷帝ザボルグ》自身を破壊対象とすることでお互いのエクストラデッキのカードを選んで墓地へ送ることができるため、《旧神ヌトス》や《虹光の宣告者》、《捕食植物キメラフレシア》を墓地へ送ることで莫大なアドバンテージを稼ぐことも可能です。

魔神儀テーマのバックストーリーに迫る!

魔神儀モンスター達は《魔神儀の創造主-クリオルター》によって《魔神儀の隠れ房》で創造されたと考えられます。

その中でも《魔神儀-カリスライム》だけは《魔神儀-キャンドール》《魔神儀-タリスマンドラ》《魔神儀-ブックストーン》《魔神儀-カリスライム》よりも後に創造されたことが《魔神儀の祝誕》のイラストから伺えるのですが、力関係は《魔神儀の創造主-クリオルターが絶対的に上のようです。

まとめ

今回は儀式モンスターの救世主とも言える魔神儀テーマのご紹介でした。

何かと不遇な扱いを受けていた儀式テーマでしたが、魔神儀テーマの登場によって大幅に強化されています。

少しでも気になった方は是非魔神儀テーマを中心に様々な儀式モンスターを取り入れたデッキを組んでみてくださいね。

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