近年、オーディオ界隈で注目を集めている中華アンプ。
オーディオ機器の中でも高価な製品が多いアンプですが、中華アンプ低価格で、しかも高級アンプに匹敵するような高性能・高音質の製品が数多くあります。しかし、どれを選べば良いかわからないという方や、国産でないから不安だという方も少なくありません。
そこで今回は中華アンプにスポットをあてて、中華アンプの特徴や選ぶときのポイントなどを詳しく紹介していきます!
中華アンプの基本情報
さて、まずはどのような製品を中華アンプといい、従来のアンプとはどういった違いがあるのかという基本情報についてみていきましょう。
- そもそも中華アンプとは?
- 中華アンプの特徴とメリット
- 中華アンプのデメリット
- 中華アンプの価格帯
そもそも中華アンプとは?
中華アンプとは中国や台湾などの中華圏で製造されたデジタルアンプのことです。
従来のアナログアンプと比較してシンプルな設計になっており、構成部品も少ない上に大量生産を行っているため、低価格での販売が可能となっています。
低価格でありながら国産メーカーの高級アンプと比べても遜色のない高音質を実現しているという点が、中華アンプの人気に火がついた一番の理由です。
中華アンプの特徴とメリット
ここからは中華アンプの特徴をより詳しく紹介します。国産メーカーのアンプとの比較やメリット・デメリットを順にみていきましょう。
価格がかなり安い
中華アンプは国産メーカーのアンプと比べて値段がかなり安くなっています。
この理由として、中華アンプはデジタルアンプであるため、アナログアンプである国産のものよりもシンプルな設計であることが挙げられます。
また、生産工場も多く大量生産を行っていることも生産コストの削減につながり、結果的に商品を低価格で販売することができているのです。
日本製と比べてもかなりの高性能
中華アンプは従来のアンプに比べて小型で軽量化された商品が多く、シンプルなデジタル回路であることから省電力設計です。
省エネでありながらも出力はパワフルで、クリアなサウンドを楽しむことができます。
国産メーカーと比較しても引けを取らない音質、それでいて小型・軽量化された省エネなアンプであるという点では、日本製のアンプと比べても高性能であるといえるでしょう。
中華アンプのデメリット
中華アンプのデメリットとしては、音量の小さい音が聞きづらいことやコンサートやライブ会場で聞いているような臨場感を感じられないということがあります。
また、中華アンプと呼ばれている通り、中国や台湾など国外で製造されているので、商品に不具合があった場合のカスタマーサービスが受けにくかったり、修理や交換に時間がかかってしまう可能性もあります。
下記では中華アンプのデメリットをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 音量の小さい音は聞きづらい
- ライブ会場や映画館のような臨場感は味わえない
- カスタマーサービスや商品保証に不安点あり
中華アンプの価格帯
中華アンプは従来のアンプと比べてかなり安めの価格になっており、数千円で購入できる商品が数多くあります。高いものだと10,000円前後から15,000円ほどになります。
予算と自分が求める機能やデザインに合った商品を探しましょう。
中華アンプの選び方
では次に実際に中華アンプを購入するときの要チェックポイントをみていきましょう。商品選びの参考にしてみてください!
- アンプはデザイン性が重要!
- 最大出力を確認しておこう!
- bluetooth対応モデルがおすすめ!
アンプはデザイン性が重要!
アンプを購入する際の重要なチェックポイントのひとつがデザイン性です。
自宅にオーディオ環境を整えて思う存分音楽や映画を楽しみたいという場合、設置するオーディオ機器も自分好みのデザインやおしゃれなものにしたいですよね。
部屋のインテリアにもなりますし、毎日のように目にすることになるので、まずはデザイン重視で選ぶというのも大切です。
最大出力を確認しておこう!
アンプのスペック表を見てみると、最大出力の数値が記載されています。アンプを購入するときには、この数値も確認しておきましょう。
この値が接続するスピーカーの許容入力値を超える場合、スピーカーが破損してしまう危険性が高まることになります。
アンプを購入してから後悔しないように、購入前に必ず確認するようにしましょう。
bluetooth対応モデルがおすすめ!
中華アンプの中にはbluetooth接続が可能なモデルも多数あります。
bluetooth接続によってオーディオ機器まわりのケーブルのごちゃつきをなくすことができるのでおすすめです。
また、bluetooth接続に対応したスマートフォンやタブレットとの接続も可能になり、アンプの活躍の場が大幅に広がるでしょう。
中華ヘッドホンの人気おすすめランキングトップ10
人気でおすすめの中華ヘッドホンを10選紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
10位 2ch高出力オーディオアンプ コンパクトサイズ
2ch高出力オーディオアンプ コンパクトサイズの仕様・製品情報
メーカー | FOCUSMART |
サイズ | 約180mm×155mm×50mm |
重量 | 6.(商品の重量) |
最大出力 | 約1110g |
搭載機能 | 300W×2、Bluetooth接続、USB・SDカード再生可能、マイク入力可能 |
2ch高出力オーディオアンプ コンパクトサイズをおすすめする理由
- 最大出力300W×2のパワフルさ
- Bluetoothでのワイヤレス接続に対応
- USBメモリやSDカードに保存した音源も再生可能
2ch高出力オーディオアンプ コンパクトサイズの評価とレビュー
Bluetooth接続に対応した最大出力300W+300Wのハイパワーデジタルアンプ
ケーブルの煩わしさをなくせる便利なBluetoothワイヤレス接続に対応した300W×2の最大出力を誇るパワフルなデジタルアンプです。
USBメモリやSDカード再生も可能で、マイク入力もできるので、カラオケを楽しむこともできます。付属のリモコンでの操作も可能なおすすめの商品です。
9位 FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20d
FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20dの仕様・製品情報
メーカー | FOSTEX |
サイズ | 108mm(W)×42mm(H)×138mm(D) |
重量 | 520g |
最大出力 | 20W |
搭載機能 | 20W×2、ハイレゾ対応、オートスタンバイ機能 |
FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20dをおすすめする理由
- ハイレゾ・スピーカーに対応
- 消費電力を抑えるオートスタンバイ機能
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20dの評価とレビュー
コンパクトなハイレゾ対応パワーデジタルアンプ
最大出力20W×2のハイレゾにも対応したデジタルアンプです。コンパクト設計のシンプルな筐体デザインの商品で、自動的に消費電力を抑えるオートスタンバイ機能を装備しています。
ダイレクトでモニター的な音が楽しめる一品です。
8位 Sabaj A4 ステレオ デジタル パワーアンプ
Sabaj A4 ステレオ デジタル パワーアンプの仕様・製品情報
メーカー | Sabaj |
サイズ | 高さ46mm×幅137mm×奥行き150mm |
重量 | 1500g |
最大出力 | 80W |
搭載機能 | USB、光、同軸、Bluetooth、AUX、80W×2、ヘッドホンアンプ搭載、重低音信号出力可能 |
Sabaj A4 ステレオ デジタル パワーアンプをおすすめする理由
- USB、光、同軸、Bluetooth、AUXの5種類の入力をサポート
- 高性能ヘッドホンアンプを搭載
- 独立したBASSインターフェイスで重低音の出力が可能
Sabaj A4 ステレオ デジタル パワーアンプの評価とレビュー
5種類の入力サポートやヘッドホンアンプ搭載など機能面に優れたモデル
USB、光、同軸、Bluetooth、AUXの5種類の入力方法に対応し、高性能ヘッドホンアンプを内蔵しているので、ヘッドホンで音楽や映画を楽しむことができます。
他の中華アンプに比べて価格が高く、重量も重くなっていますが、外観デザインは高級感がある合金アルミニウム製で存在感たっぷりのデジタルアンプです。
7位 Nobsound NS-01G Pro パワーアンプ
Nobsound NS-01G Pro パワーアンプの仕様・製品情報
メーカー | Nobsound |
サイズ | (L)78mm (W)70mm (H)38mm |
重量 | 154g |
最大出力 | 50W |
搭載機能 | AUX、USB、Bluetooth、50W×2 |
Nobsound NS-01G Pro パワーアンプをおすすめする理由
- AUX、USB、Bluetoothの3種類の入力に対応
- 超コンパクトサイズながら50W×2のパワフルさ
- インテリアとしてもおしゃれなデザイン
Nobsound NS-01G Pro パワーアンプの評価とレビュー
154gの軽量型でデザイン性にも優れたパワフルなアンプ
手のひらにおさまるほどの小型で重量も154gと超軽量化されたデジタルアンプです。出力は50W×2で、AUX、USB、Bluetoothの3種類の入力パターンに対応しています。
デザインもよく、今回はブラックを紹介していますが、他にゴールド、シルバー、レッド、ブルーとカラーバリエーションも豊富な商品です。
6位 Sabaj A2 デジタルアンプ 55Wx2 Bluetooth
Sabaj A2 デジタルアンプ 55Wx2 Bluetoothの仕様・製品情報
メーカー | Sabaj |
サイズ | 105×105×31mm |
重量 | 364g |
最大出力 | 55W |
搭載機能 | Bluetooth接続、光入力、アナログ入力、リモコン付属、LEDデジタルスクリーン |
Sabaj A2 デジタルアンプ 55Wx2 Bluetoothをおすすめする理由
- 光入力、アナログ入力、Bluetoothの3種類の入力をサポート
- 操作は簡単、付属のリモコンで遠隔操作も可能
- かわいらしい丸みのあるデザイン
Sabaj A2 デジタルアンプ 55Wx2 Bluetoothの評価とレビュー
光・アナログ・Bluetooth入力、リモコン操作などを備えたデジタルアンプ
最大出力55W×2チャンネルのBluetooth接続が可能なデジタルアンプです。光入力・アナログ入力にも対応しており、ロータリエンコーダースイッチで操作も簡単です。
また、リモコンでの遠隔操作もできます。デザイン性にも優れており、コンパクトで置き場所にも困ることのないおすすめの商品です。
5位 FX-AUDIO- FX1002J+[シルバー]TDA7498E搭載デジタルパワーアンプ
FX-AUDIO- FX1002J+[シルバー]TDA7498E搭載デジタルパワーアンプの仕様・製品情報
メーカー | FX-AUDIO |
サイズ | 高さ33mm×幅96mm×奥行き168mm |
重量 | 530g |
最大出力 | 160W |
搭載機能 | 2chステレオスピーカー出力、遅延ミューティングリレー、スピーカー保護回路、SLOW CHARGING回路による突入電流防止機能 |
FX-AUDIO- FX1002J+[シルバー]TDA7498E搭載デジタルパワーアンプをおすすめする理由
- 160W+160Wのハイパワーデジタルアンプ
- 原音に近いピュアでストレートな音質を再現
- シンプルかつおしゃれなデザイン
FX-AUDIO- FX1002J+[シルバー]TDA7498E搭載デジタルパワーアンプの評価とレビュー
最大出力160Wのハイパワーデジタルアンプ
最大出力160W+160Wのハイパワーアンプで、出力の大きいアンプを求めている方におすすめの商品です。音質変化の影響をなくしてより原音に忠実な音質を実現、音の歪みも少なく耳で聞いて違いが感じられるほど高音質化に成功しています。
外観は高級感のあるデザインになっており、インテリアとしても適した商品です。
4位 FX-AUDIO- D302J+『シルバー』
FX-AUDIO- D302J+『シルバー』の仕様・製品情報
メーカー | FX-AUDIO |
サイズ | 高さ33mm×幅133mm×奥行き108mm |
重量 | 445g |
最大出力 | 15W |
搭載機能 | ハイレゾ対応、2チャンネル、トーンコントロール機能、ミュート機能 |
FX-AUDIO- D302J+『シルバー』をおすすめする理由
- ハイレゾ対応した高級アンプにも負けない音質の良さ
- 高音質な電子ボリューム・トーンコントロール機能
- フルデジタル化により音の劣化を軽減
FX-AUDIO- D302J+『シルバー』の評価とレビュー
ハイレゾにも対応した高音質のフルデジタルアンプ
高級アンプに匹敵する音質の良さを実現し、ハイレゾ音源にも対応したデジタルアンプです。電子ボリューム・トーンコントロール機能によって、ギャングエラーや信号の劣化を防ぐとともにフルデジタル化することで、音の劣化も防ぐよう設計されています。
外観デザインもシンプルでかっこよくどんな部屋にもマッチする商品です。
3位 LEPY Bluetooth パワーアンプ小型 45W X 4チャンネル
LEPY Bluetooth パワーアンプ小型 45W X 4チャンネルの仕様・製品情報
メーカー | LEPY |
サイズ | 12.8cm×16.5cm×4.1cm |
重量 | 情報なし |
最大出力 | 45W |
搭載機能 | Bluetooth、高低音調整可能、4チャンネル、SDカード・USBメモリ対応、リモコン付き |
LEPY Bluetooth パワーアンプ小型 45W X 4チャンネルをおすすめする理由
- Bluetooth接続も可能でスマートフォンやタブレットとも簡単接続
- SDカードやUSBメモリに保存したファイルを直接再生可能
- 高音・低音調整も可能
LEPY Bluetooth パワーアンプ小型 45W X 4チャンネルの評価とレビュー
Bluetooth接続機能や高低音調整機能を備えたアンプ
Bluetooth接続が可能でSDカードやUSBメモリに対応したHiFiステレオデジタルアンプです。
気分や好みに合わせて音質を調整できる高音低音調整機能もあり、ラジオも聞ける多機能なモデルです。デザイン性にも優れたおすすめの商品です。
2位 SMSL SA100 パワーアンプ Bluetooth5.0 50Wx2
SMSL SA100 パワーアンプ Bluetooth5.0 50Wx2の仕様・製品情報
メーカー | SMSL |
サイズ | 5.5cm×5.5cm×15.5cm |
重量 | 350g |
最大出力 | 50W |
搭載機能 | Bluetooth5.0、高低音調整可能、2チャンネル |
SMSL SA100 パワーアンプ Bluetooth5.0 50Wx2をおすすめする理由
- 使い勝手のよいBluetooth接続
- 高音低音調整機能で好みの音質にカスタマイズ可能
- 手厚いカスタマーサービスで安心
SMSL SA100 パワーアンプ Bluetooth5.0 50Wx2の評価とレビュー
高級感のあるつくりで高低音調整も可能
手のひらサイズのコンパクト設計でありながら高音低音調整機能がついており、自分の好みの音質で音楽や映画を楽しむことができます。
また、Bluetooth接続も可能なので、スマートフォンやタブレットとも簡単に接続できます。返金保証や無料の修理保証など充実のカスタマーサポートもあります。
1位 Bluetooth 5.0 アンプ ELEGIANT パワーアンプ
Bluetooth 5.0 アンプ ELEGIANT パワーアンプの仕様・製品情報
メーカー | ELEGIANT |
サイズ | 7cm×7.8cm×3.8cm |
重量 | 情報なし |
最大出力 | 100W |
搭載機能 | Bluetooth機能、マイクロUSB接続可能、ボリューム調整可能、AUX端子機能、HiFi機能 |
Bluetooth 5.0 アンプ ELEGIANT パワーアンプをおすすめする理由
- コンパクトサイズながらも最大100Wの大出力
- AUXケーブル、USB、Bluetoothに対応
- シンプルで美しいおしゃれなデザイン
Bluetooth 5.0 アンプ ELEGIANT パワーアンプの評価とレビュー
デザイン性に優れたコンパクトサイズの大出力アンプ
便利なBluetooth接続が可能な、インテリアにもなるおしゃれなデザインの大出力100Wアンプです。
コンパクトサイズで軽量化されたモデルなので、持ち運びにも便利です。価格も安く、耐久性もあり、初めてアンプを購入する方にもおすすめの商品です。
まとめ
今回は中華アンプの特徴やメリット・デメリット、購入する際のチェックポイントなどを紹介しました。国産メーカーの高級アンプと比較しても勝るとも劣らない中華アンプ。
アンプの購入を検討していて、海外製品にあまり目を向けていなかった皆さんは、ぜひこの機会に中華アンプも選択肢に入れて自分に合った商品を探してみてはいかがでしょうか。