一昔前と比べて現在のタブレット市場は、さまざまなメーカーからいろいろなサイズのタブレットが販売されるようになりました。今回は大型タブレットに絞った特徴や価格帯などについて紹介します。大型タブレットを購入しようか迷っている人はぜひ参考にして下さい。
また、カーナビ用タブレットに関する記事もおすすめです!
【最新版】カーナビ用タブレットの選び方と人気おすすめランキング10
大型タブレットの基本情報
大型タブレットはタブレット端末の1つで画面が大きいサイズのタブレットになります。ここでは大型タブレットについての商品の特徴やみなさんも気になる価格帯についてみていくことにしましょう。
- そもそも大型 タブレットとは?
- 大型 タブレットの価格帯
そもそも大型タブレットとは?
大型タブレットとは先程も述べたとおり画面サイズが大きなタブレットのことを指しますが、一般的に画面サイズが10インチ以上のタブレットのことを大型タブレットといい、他のサイズのタブレットと比べて文字や動画が見やすいといった特徴があります。
また通常サイズのタブレットと比べて容量やスペックに関しても高性能なものが多く、動画編集といった負荷のかかる作業にも対応できる特徴も持っています。
大型タブレットの価格帯
さてみなさんも気になる大型タブレットの価格帯ですが、多くの商品が約2万円~3万円前後で販売されています。ただし1部の商品に関しては約8万円から10万円以上するものもあるなど、くっきりと価格帯が別れている商品ともいえます。
大型タブレットの選び方
ここからは大型タブレットを購入するときの選び方のポイントについて、用途・OS・画面の解像度・スペックなどについてみていくことにしましょう。
- まずは用途を明確にしよう
- OSを選ぼう
- サイズだけでなく解像度も重要!
- スペックを確認しよう
まずは用途を明確にしよう
タブレットはさまざまな用途に使用することができますが、大きく分けるとプライベートとビジネスという2つの用途に大別できるのではないでしょうか。ここではその2つの用途に合ったタブレットの特徴についてみていくことにします。
家庭用
プライベートで使用する用途としては、動画視聴・インターネットなどなど各自メインで利用する用途は異なっていると思います。なので自分が一番利用したいシーンに合わせた特徴を持つタブレットを選ぶのがよいでしょう。
また長時間利用する場合はバッテリーの容量や、くつろぎながら使用したい場合は本体の軽さといった点も考慮するとより理想のタブレットに出会えるかもしれません。
ビジネス用
最近はパソコンだけでなく、ビジネスにおいてもタブレット使用する機会が多くなってきました。その際に注意することとしては、先程のバッテリーや本体重量以外にもキーボードカバーやOSといった点も重要になってきます。
まずキーボードカバーを使用することでフリックやスワイプを多用するよりも作業効率が上がります。またOSを会社のパソコンと統一しておくことで互換性を高く保つことができます。
大型タブレットをビジネスに使用するときは、本体性能だけでなくオフィス環境に沿ったタブレットを購入するほうがよいでしょう。
OSを選ぼう
タブレットもパソコンやスマホと同じくOSが搭載されており、種類としてはandroid・IOS・Windowsの3つがあります。
androidはGoogleが、IOSはapple、そしてWindowsはマイクロソフトが開発を行っており、3のOSそれぞれに特徴があります。
ここではタブレットに搭載される3種類のOSそれぞれが持つ特徴についてみていくことにします。
Android
androidOSは多くのタブレットに採用されているOSの1つでさまざまなメーカーからandroidOSを搭載したタブレットが発売されており、いろいろな特徴を持った商品が豊富に揃っています。
また比較的価格が安い商品が揃っているのも特徴といえます。これだけ多くの商品を輩出しているのは、android自体がオープンソースによって提供されているのも大きな理由の1つです。初めてタブレット購入を考えている人や一度タブレットに触れてみたい人にオススメできるOSといえます。
Windows
Windowsは現在もパソコンのOSとして最大のシェアを誇っており、近年はその勢力をスマホやタブレットに対しても広げつつあります。WindowsOSを搭載したタブレットの最大の特徴としては、やはりWindowsを搭載したパソコンとの互換性の良さにあります。
常にパソコンと連動してデータやファイルのやり取りをしている人にとっては、ストレスなく使用することができます。マイクロソフトが発売しているsurfaceシリーズはWindowsOSを搭載したタブレットで、上記の利点から人気を博した商品となっています。
iOS
appleが発売しているiPadは、2010年に世界最初のタブレット端末として初めて市場に登場した製品で、そのiPadが搭載しているOSがIOSになります。IOSはappleが開発しているOSでiPad以外にもapple製のパソコンやiPhoneにも搭載されています。
IOSの特徴としては、機能性が高いアプリが充実しているところにあります。またiPhoneを使用している人にとっては、OSの構造が同じなので使いやすいといった利点もあります。iPadは現在も新シリーズが販売され続けており、タブレット市場をけん引する存在になっています。
サイズだけでなく解像度も重要!
タブレットはスマホと比べて画面自体が大きい分、文字や映像が大変見やすくなっていますが、これは画面の大きさだけでなく解像度も影響しています。解像度とは画面内におけるピクセルのことを指し、ピクセル自体は写真や映像などにつく色の最小単位といった感じになります。
よってこのピクセルの数が多いほど画面上の写真や映像が鮮明になり、これが解像度の高さに繋がります。写真や映像の鮮明さにこだわる人は、解像度の高さもチェックしておく必要があるでしょう。
スペックを確認しよう
タブレットもパソコンやスマホと同じで、快適に使用するためにはスペックの高さが重要になっていきます。もちろん全てのスペックが高いことに越したことはありませんが、特に重要なのは本体におけるメモリとストレージになります。
ここからはタブレットにおけるメモリとストレージの特徴についてみていくことにします。
メモリ容量
メモリは記憶装置の1つでデータを一時的に記憶する装置のことを指し、パソコンやスマホでも採用されておりRAMとも呼ばれています。メモリの容量が大きいほどデータをたくさん一時的に記憶できるため、多くのアプリを遅延なく快適に操作することができます。
具体的には8GB程度のメモリが搭載されていれば、インターネットだけでなく動画編集や高スペックを要求するゲームなども快適に操作することができるといわれています。
ストレージ容量
ストレージも記憶装置の1つで、写真や動画、アプリといったさまざまなデータの保存をおこない、パソコンやスマホにおけるHDDやSSDに相当します。ストレージが大きければ大きいほどたくさんの写真や動画といったデータやアプリなどを保存することができます。
ストレージがデータによっていっぱいになると、タブレット本体の動作が非常に遅くなるため、充分に余裕を持ったストレージを搭載したタブレットを選ぶ必要があります。また外部ストレージとしてmicroSDカードなどが使用できるタブレットも販売されています。
大型タブレットの人気おすすめランキング9
人気でおすすめの大型タブレットを10選紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
第9位 Lenovo 2 in 1 タブレット idea Pad Miix 320 80XF00L5JP
Lenovo 2 in 1 タブレット idea Pad Miix 320 80XF00L5JPの仕様・製品情報
メーカー | Lenovo |
サイズ | 39.8 x 24.4 x 6.8 cm |
重量 | 1.3㎏ |
ディスプレイサイズ | 10インチ |
最大解像度 | HP記載なし |
OS | Windows |
CPU | Intel Atom 1.44 GHz |
RAM容量 | 2GB |
ストレージ | 64GB |
Lenovo 2 in 1 タブレット idea Pad Miix 320 80XF00L5JPをおすすめする理由
- OSはWindowsを採用
- 1.3㎏の軽さを実現
- CPUはインテルAtomを採用
Lenovo 2 in 1 タブレット idea Pad Miix 320 80XF00L5JPの評価とレビュー
Windowsを採用した手堅いタブレット
Lenovoはノートパソコンの製造・販売が有名ですが、タブレットの生産もおこなっています。今回紹介する商品の特徴としては、まずCPUにノートパソコンでもよく使われるインテルのAtomを採用し、OSにはWindowsを搭載しています。
また2in1を採用しているため、タブレットでありながらもノートパソコンのような使い方もできます。お手頃な価格で購入できるので、初めてWindowsタブレットに触れてみたい人にはオススメできる商品です。
第8位 マイクロソフト Surface Book 2 13.5 インチ HNL-00023
マイクロソフト Surface Book 2 13.5 インチ HNL-00023の仕様・製品情報
メーカー | Microsoft |
サイズ | 31.2 x 23.2 x 2.3 cm |
重量 | 3.1㎏ |
ディスプレイサイズ | 13.50インチ |
最大解像度 | 3000 x 2000 (267 PPI) |
OS | Windows |
CPU | Intel Core i7 1.90 GHz |
RAM容量 | 16GB |
ストレージ | 512GB |
マイクロソフト Surface Book 2 13.5 インチ HNL-00023をおすすめする理由
- Intel Core i7 を搭載したハイエンドモデル
- メモリやストレージも充分な容量
- 4K動画も編集できる
マイクロソフト Surface Book 2 13.5 インチ HNL-00023の評価とレビュー
高価格だがそれに見合うだけの実力を備えたタブレット
今回紹介するMicrosoftのsurfacebookは、第9位で紹介したモデルの上位タイプにあたり、CPUにIntel Core i7 を、メモリやストレージに関してもそれぞれ16GB・512.GBとハイエンドモデルに相応しいスペックを誇っています。
またこのハイスペックを利用して4Kの動画編集などの負荷が掛かる処理においても最高のパフォーマンスを発揮します。一般の使用においては十分すぎるくらいの性能を誇っているといってよいでしょう。
第7位 ソニー VAIO Tap 21 SVT21227EJB
ソニー VAIO Tap 21 SVT21227EJBの仕様・製品情報
メーカー | SONY |
サイズ | 60.6 x 44 x 12 cm |
重量 | 6.72㎏ |
ディスプレイサイズ | 21.5インチ |
最大解像度 | Full HD 1920 × 1080 |
OS | Windows |
CPU | Intel Core i3 1.70 GHz |
RAM容量 | 4GB |
ストレージ | 1000GB |
ソニー VAIO Tap 21 SVT21227EJBをおすすめする理由
- CPUにIntel Core i3を搭載
- 1000GBの大容量ストレージ
- Full HD画質に対応
ソニー VAIO Tap 21 SVT21227EJBの評価とレビュー
価格も含めて手堅く無難にまとめたSONY製タブレット
SONYはノートパソコンなどの製造をおこなっていますが、タブレットに関しても積極的に市場へモデル展開をおこなっています。今回紹介する商品の特徴としては、CPUにntel Core i3を搭載しメモリも4GBと充分な性能ですが、ストレージの容量が1000GBもあります。
この大容量を活かして動画や写真などさまざまなデータをそのまま保存することができます。サイズと重さに関してはタブレットとしてはかなり大きく持ち運びが大変ですが、それを補って余りある性能を誇っています。
第6位 Dynabook P1D7MPGL dynabook D7
Dynabook P1D7MPGL dynabook D7の仕様・製品情報
メーカー | 東芝 |
サイズ | HP記載なし |
重量 | 1.2㎏ |
ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
最大解像度 | HP記載なし |
OS | Windows |
CPU | Intel Core i5 1.6 GHz |
RAM容量 | 8GB |
ストレージ | HP記載なし |
Dynabook P1D7MPGL dynabook D7をおすすめする理由
- 1.2㎏の軽量仕様
- CPUにIntel Core i5 を搭載
- つやのある光沢を実現
Dynabook P1D7MPGL dynabook D7の評価とレビュー
1.2㎏の軽量が目を引く東芝製タブレット
Dynabookシリーズは東芝のノートパソコンブランドとして有名ですが、同ブランド名はタブレットにおいても使用されています。今回紹介する東芝製タブレットの特徴は、CPUにIntel Core i5 と8GBメモリを搭載しており、基本的なスペックは揃っているといえます。
それに加えて重量が1.2㎏とかなり軽く、他所に持ち運んで使用する前提であれば、充分選択肢に入る1台ではないでしょうか。
第5位 HP ENVY x360 13 9AJ78PA-AAAC
HP ENVY x360 13 9AJ78PA-AAACの仕様・製品情報
メーカー | HP |
サイズ | 21.2 x 30.6 x 1.6 cm |
重量 | 1.28㎏ |
ディスプレイサイズ | 13.30インチ |
最大解像度 | 1080p Full HD |
OS | Windows |
CPU | AMD Ryzen 7 2.30 GHz |
RAM容量 | 16GB |
ストレージ | 512GB |
HP ENVY x360 13 9AJ78PA-AAACをおすすめする理由
- 約1.2㎏の軽量化を実現
- CPUにAMD Ryzen を採用
- 最大14時間の長持ちバッテリー
HP ENVY x360 13 9AJ78PA-AAACの評価とレビュー
軽くてバッテリーも長持ちのHP`製タブレット
HPはヒューレットパッカード社の略で、パソコンやプリンタをメインに販売していますが、タブレットの商品展開も積極的におこなっています。今回紹介するHP製タブレットは、CPUにIntelではなくAMDのRyzenシリーズを搭載しているところに特徴があります。
またそれ以外にも重量が約1.2㎏と軽量なことや、バッテリーの持続時間が約14時間といったモバイルでの利用を意識した造りになっているのも特徴といえるでしょう。
第4位 Huawei 2in1タブレット MateBook E
Huawei 2in1タブレット MateBook Eの仕様・製品情報
メーカー | Huawei |
サイズ | 19.4 x 27.9 x 0.7 cm |
重量 | 640g |
ディスプレイサイズ | 12インチ |
最大解像度 | 2160 x 1440 |
OS | Windows |
CPU | Intel CPUタイプIntel Core i5 1200 MHz |
RAM容量 | 8192MB |
ストレージ | SSD |
Huawei 2in1タブレット MateBook Eをおすすめする理由
- CPUにIntel Core i5を採用
- 1㎏を切る軽量使用
- スリムな本体を実現
Huawei 2in1タブレット MateBook Eの評価とレビュー
1㎏を切る魅惑のスリムボディタブレット
今回紹介するタブレットはCPUがIntel Core i5を搭載し、メモリやストレージにおいても他のミドルクラスタブレット同じ様な仕様ですが、重量に関してはなんと1㎏を切る640gという驚異的な軽さを実現しています。
モバイル時の利用においてこれほど心強いものはないのではないでしょうか。またスリムボディによって持ち運びの際、荷物がかさばらないという点も大きいといえるでしょう。
第3位 KEIAN WiZ 2IN1Windowsタブレット KVK111KHD
KEIAN WiZ 2IN1Windowsタブレット KVK111KHDの仕様・製品情報
メーカー | KEIAN |
サイズ | 18.8 x 29.1 x 2 cm |
重量 | 730g |
ディスプレイサイズ | 11.6インチ |
最大解像度 | 1920x 1080 |
OS | Windows |
CPU | Intel Atom 1440 MHz |
RAM容量 | 4096MB |
ストレージ | HP記載なし |
KEIAN WiZ 2IN1Windowsタブレット KVK111KHDをおすすめする理由
- 730gの軽量化を実現
- Intel Atom CPUを搭載
- モバイル用途に向いた一品
KEIAN WiZ 2IN1Windowsタブレット KVK111KHDの評価とレビュー
軽量・小型でモバイル用途に向いたタブレット
今回紹介するこのタブレットはCPUにIntel Atomを、メモリには約8GBの容量を確保しており、負荷の掛からない通常の作業であれば充分な性能を発揮することができます。
そしてこの商品も重量に関しては約730gととても軽く、モバイル用途においては充分に力を発揮するでしょう。価格も3万円前後とお手頃なため、入門用としては最適なタブレットであるといえるでしょう。
第2位 マイクロソフト Surface Pro 6 KJT-00028
マイクロソフト Surface Pro 6 KJT-00028の仕様・製品情報
メーカー | Microsoft |
サイズ | 29.2 x 20.1 x 0.8 cm |
重量 | 1.62㎏ |
ディスプレイサイズ | 12.30インチ |
最大解像度 | 2736 x 1824 (267 PPI) |
OS | Windows |
CPU | Intel Core i5 1.60 GHz |
RAM容量 | 8GB |
ストレージ | 256GB |
マイクロソフト Surface Pro 6 KJT-00028をおすすめする理由
- CPUにIntel Core i5を採用
- WindowsPCとの互換性も抜群
- 安定のMicrosoft surfaceシリーズ
マイクロソフト Surface Pro 6 KJT-00028の評価とレビュー
Microsoft surfaceシリーズの中では比較的リーズナブルなタブレット
Microsoftはさまざまなsurfaceシリーズを展開しており、今回紹介するこのsurfacePro6は同シリーズの中でも比較的リーズナブルな価格で提供されているのが特徴です。
しかし性能に関しては値段に甘んじることなく、ミドルからハイエンドにかけてのスペックを有しており、単純作業から負荷の掛かるものまで、さまざまな業務に対応することができます。また重量に関しても比較的軽いため、モバイル用途においても充分に使用が可能です。
第1位 マイクロソフト Surface Pro 7 PUV-00014
マイクロソフト Surface Pro 7 PUV-00014の仕様・製品情報
メーカー | Microsoft |
サイズ | 29.2 x 20.1 x 0.8 cm |
重量 | 776g |
ディスプレイサイズ | 12.30インチ |
最大解像度 | 2736 x 1824 (267 PPI) |
OS | Windows |
CPU | Intel Core i5 1.10 GHz |
RAM容量 | 8GB |
ストレージ | 256GB |
マイクロソフト Surface Pro 7 PUV-00014をおすすめする理由
- Intel Core i5を使用したハイスペックモデル
- 776gの軽量化を実現
- 更なる性能の向上を図ったモデル
マイクロソフト Surface Pro 7 PUV-00014の評価とレビュー
現在のタブレットを代表するモデル入門用にも最適!
今回紹介するMicrosoftのsurfacePro7は、第2位でも紹介したPro6よりも全体的に更なる性能の向上を図ったモデルになっています。CPUには第10世代のIntel Core i5を搭載し、メモリ容量も8GBと申し分ありません。
また終日連続稼働が可能なバッテリーや、軽量化などタブレットPCが要求される機能に関しては一通りのものが揃っています。初心者だけでなく、さらに高性能なタブレットに買い替えたい人にとってもオススメできる1台です。
まとめ
いかかでしたでしょうか?以上ここまで大型タブレットについての特徴や性能などについて述べてきました。最初のタブレットが発売されてから約10年が経ち、タブレットはここまでの進化を遂げました。
そしてこれからもますますの性能向上が期待できる機種ともいえます。今後もタブレット市場の動向には目を離せそうにありませんね。