2018年7月14日発売のSOUL FUSIONで登場した《クロック・ワイバーン》
Playmakerの使用するサイバース族モンスターで、融合軸のサイバース族デッキにおいては重要なカードです
組み合わせるカードによってはワンターンキルやエクストラリンクを崩すことも?!
今回はその、クロック・ワイバーンについての解説記事です。
クロック・ワイバーンとは?
そもそも、クロック・ワイバーンとはPlaymakerが使用するサイバース族モンスターであり、アニメではクロックトークンの特殊召喚を行いながら、展開のサポートを行いました。
OCG化された際にもトークン生成効果は再現されており、《サイバース・クロック・ドラゴン》の融合素材でもあります。
登場時のレアリティはレアで、100円前後の価格で取引されています。
クロック・ワイバーンの種族やステータスについて
レベル4、風属性、サイバース族の下級モンスターであり、召喚・特殊召喚成功時という緩い条件でクロック・トークンの特殊召喚を行う効果を持っています。
発動後一切のデメリットが無いことから、トークンと自身を利用してリンク2モンスターの展開に繋げたり、トークンを《リンクリボー》のコストとしてリリースしたり、トークンと一緒にシンクロ素材として利用するなど、幅広いプレイングを行うことができます。
レベルが4なので《レディ・デバッカー》の効果でサーチすることは出来ませんが、《サイバネット・マイニング》によるサーチに対応しています。
クロック・ワイバーンの(1)の効果について
発動条件は非常に緩く、自身の弱体化と引き換えにトークンの生成を行うことから単純にアドバンテージとなる効果です。
発動後のデメリットも無く、比較的扱いやすい効果となっており、場合の任意効果なのでタイミングも逃しません。
トークンやレベル1モンスターを利用するデッキなどで活躍が期待できる汎用性の高い効果と言えます。
クロック・ワイバーンの使用上の注意点
召喚・特殊召喚と発動条件の緩さが魅力ですが、同名カードの発動回数の制限があり、手札に複数枚引いて来てしまった場合には事故要素になりがちです。
また、攻撃力は1800と下級アタッカー並みですが、自身の攻撃力を半分にして攻守が0のクロックトークンの特殊召喚を行うため、アタッカーとして利用したい場面ではトークンの特殊召喚に繋げにくいのも難点です。
最も注意したいのが《奈落の落とし穴》であり、トークンの特殊召喚効果の発動を自身の召喚・特殊召喚成功時に宣言していれば破壊と除外は行われませんが、トークンの特殊召喚効果の発動を行わない場合には攻撃力1500以上という破壊と除外の条件を満たしてしまいます。
展開手段として利用するパターンがメインとなるカードですが、弱体化とトークンの特殊召喚効果を有効に活用することが出来るかが重要となります。
クロック・ワイバーンを利用した最強コンボ!
クロック・ワイバーンを利用した最強コンボをご紹介します。
超融合を使って相手のリンクモンスターを除去!
《クロック・ワイバーン》と言えば《サイバース・クロック・ドラゴン》の融合素材とである点特徴として挙げられます。
必要な融合素材は《クロック・ワイバーン》とリンクモンスターなので融合召喚を行いやすく、《サイバネット・フュージョン》などを利用することでカード消費を抑えながら融合召喚に繋げることもできます。
しかし、ただ融合召喚を行うだけではディスアドバンテージとなりがち。
耐性も無いため、相手フィールドのモンスターによっては融合召喚時に即座に除去されてしまうことも少なくありません。
そこで活躍するのが《超融合》です。
《クロック・ワイバーン》の召喚・特殊召喚成功時などに発動を行い、相手フィールドのリンクモンスターを素材としてしまうことで大量のアドバンテージとなり、《サイバース・クロック・ドラゴン》の攻撃力も大幅に上げることができます。
エクストラリンク状態の相手フィールド上のリンクモンスターを全て融合素材としてしまうことでワンターンキルも容易に達成できるため、融合軸のサイバースデッキには積極的に採用しておきたいカードです。
シンクロ召喚のレベル調整に!
《クロック・ワイバーン》のレベル自体は4ですが、自身の効果で特殊召喚されるクロックトークンのレベルは1。
実質的にレベル4or5のシンクロ素材として利用することが可能です。
単体でレベルを上げるのではなく、モンスター2体のレベルの合計が5であるという点で優秀であり、レベル4チューナーモンスターと合わせて《氷結界の龍 トリシューラ》や《ミスト・ウォーム》といった大型シンクロモンスターのシンクロ素材としてりようすることもできます。
まとめ
シンプルな効果となっており、コンボ性の高いカードである《クロック・ワイバーン》ですが、組み合わせるカードによって多彩なプレイングを行うことができます。
特に《超融合》と組み合わせて相手フィールドのリンクモンスターを素材に《サイバース・クロック・ドラゴン》の展開に繋げるプレイングは圧巻!
融合モンスターを主体としたデッキで是非試してみてください!
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